移籍金103億円、ハーランドがメディカルチェック合格。ドルトムントからマンチェスター・シティ移籍決定へ!南野拓実と元チームメイト
ドルトムントのハーランド。(Photo by Adam Pretty/Getty Images)
ベルギーの首都ブリュッセルの病院で。
来季に向けた移籍マーケット最大の注目株の一人だったドイツ・ブンデスリーガ1部ボルシア・ドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(Erling Haaland)が、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティへ完全移籍することで決定的となった。『スカイ』が現地5月9日、「メディカルチェックをパスした」と報じた。間もなく両クラブから、正式に発表される予定だ。
ハーランドは5月9日、ベルギーの首都ブリュッセルの病院でシティのスタッフのもとメディカルチェックを受けたそうだ。またドルトムントが受け取る移籍解除金(違約金、移籍金)は7500万ユーロ(約103億円)。同メディアによると、マンチェスター・C側もその条件が提示されていると認めていると言い、ドルトムント側は分割ではなく一括での支払いを望み交渉が進められてきたそうだ。
ハーランドは2000年7月21日生まれ、21歳。ノルウェー代表。これまでのキャリアは、ブリンFK ― モルデFK ― レッドブル・ザルツブルク ― ドルトムント。ザルツブルク時代は日本代表の南野拓実(リバプールFC)とチームメイトだった。今シーズンはブンデスリーガ23試合・21得点・8得点、公式戦通算29試合・28得点・8アシストを記録している。
ハーランド争奪戦には他にも、スペイン1部レアル・マドリード、FCバルセロナなども名乗りを挙げてきた。しかし『ビルド』によると、ハーランドを複数年契約で獲得するためには、本人の給与、仲介人の手数料、ボーナスを含め、総額3億ユーロ(約400億円)を超える可能性があると報じていた。そのためリバプールのユルゲン・クロップ監督は「ノーチャンス。狂っている」と語るなど、早々に獲得レースを降りていた。また、このほど亡くなった敏腕代理人ミノ・ライオラ氏が、ハーランドを担当していた。
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