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ユベントスが冨安健洋の獲得検討「アッレグリの心をくすぐった」。アーセナルとは2025年まで契約、移籍金を支払える?

冨安健洋。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

市場価格33億円に上昇、ガナーズが放出する可能性は…。

 イタリア・セリエAのユベントスFCが2022-23シーズンに向けて、イングランド・プレミアリーグ アーセナルFCの日本代表DF冨安健洋の獲得を検討か!? イタリアの移籍専門サイト『カルチョ・メルカート』が5月15日、「1年でセリエA復帰か。アッレグリがユーベでの活躍を望んでいる」と題し、1年前までボローニャFCで活躍した冨安をユーベが欲していると報じた。

 記事によると、37歳のCBジョルジョ・キエッリーニが今季限りでの退団を表明。ユベントスはその後釜探しに動いていて、そこでマッシミリアーノ・アッレグリ監督の「心をくすぐった」のがアーセナルの最終ラインに入る冨安だというのだ。

 とはいえ、プレミアリーグで今季20試合に出場した冨安は、アーセナルと2025年6月まで契約を結んでいる。市場価格もこの1年で、2500万ユーロ(約33億円)と大幅にアップした。それだけにユベントスが獲得に動くとなれば、相当な支出を覚悟しなければならず、「損失につながりかねない」とやや後ろ向きである。

 何より「冨安はロンドン市民から信頼と共感を獲得し、すっかりガナーズの一員となっている。わずか1年でセリエAに復帰するのか? そこには疑問符がつく」と、あまり現実味はないと見ている。

 今季のユベントスは21勝9分7敗の勝点72で、すでにセリエA4位が確定。2022-23シーズンのUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を掴んでいる。本気で口説くのであればその「CL出場権」になるか。

 とはいえ同世代のチームメイトたちとともに、個人としても、チームとしても急激に進化を遂げているアーセナルの充実した環境を1シーズンで手放すことはやはり考えにくいだろう。

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