堂安律スパルタ戦で渾身の決勝点!ただPSV監督が激怒したのは…
堂安律。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
3試合連続ベンチスタート、コーナーキックの流れから――。
[オランダ1部 24節] スパルタ 1-2 PSV/2022年2月27日14:30(日本時間28日22:00)/スパルタ・スタディオン・エト・カステール
オランダ1部24節、PSVアイントホーフェンの日本代表MF堂安律が後半開始から投入され、左足で渾身の逆転弾を叩き込んでみせた。PSVが2-1で勝利を収めてリーグ2位をキープ。首位アヤックスを2ポイント差で追撃している。
堂安はリーグ3試合連続のベンチスタートに。それでもこの日は1点リードされたなか、後半開始から出場機会を得る。そして1-1と追い付いて迎えた67分、右コーナーキックの流れから、ペナルティエリア内でシュートの弾かれたボールに上手く反応。冷静に左足でミートさせて、シュートを突き刺した。
これが決勝点となって2-1でPSVが勝利! 逆転優勝に向けて、しっかり3ポイントを獲得した。
ただオランダメディア『AD』によると、PSVのロジャー・シュミット監督は試合後、試合内容とは全く関係ない、スパルタの人工芝について厳しく批判した。アウェー連戦が続くなか、非常に負担がかかったと指摘したのだ。
ドイツ人指揮官は「最も重要なのはこのピッチで勝ち、誰も重傷を負わなかったことです」「このフィールドではサッカーはできません。戦術について考えたり分析をすることもできません」とコメント。これはサッカーをするような環境ではないと激怒したそうだ。他の監督からも同様の声が上がっているという。
堂安は今季リーグ16試合・5得点・1アシスト、公式戦通算25試合・7得点・2アシスト。
PSVは次戦、日本時間3月3日4時からKNVB杯準決勝で、ゴー・アヘッド・イーグルスと対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]