【浦和-鹿島】激闘ドロー!最後は両サポーターとも熱い拍手。日本代表FW上田綺世のショットからカイキ弾、ショルツPKで追い付く
浦和のアレクサンダー・ショルツ。(Photo by Pakawich Damrongkiattisak/Getty Images)
レッズは7試合連続のドローに。
[J1 14節] 浦和 1-1 鹿島/2022年5月21日17:04/埼玉スタジアム
J1リーグ14節、浦和レッズ対鹿島アントラーズの一戦は、アルトゥール・カイキとアレクサンダー・ショルツのゴールにより1-1で引き分けた。浦和はリーグ7試合連続のドロー。
立ち上がりは鹿島が敵陣で試合を進める機会が多く、その流れから開始6分、上田綺世がペナルティエリア手前でショット。GK西川周作が弾いたところに、アルトゥール・カイキが飛び込みボレーでゴールネットを揺らす。
その後も鹿島優勢の時間が続いたが、次第に耐えたホームチームが挽回。キャスパー・ユンカーが前線でスピードを生かし脅威を与える。そして44分、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を経て、関川郁万のハンドの反則でPKを獲得。これをショルツが決めて同点に追い付く。
後半はややオープンな展開に。両チームともにチャンスを作り、浦和はセットプレーから明本考浩のヘッドがゴールネットを揺らしたが……その前で相手と競り合った岩波拓也のファウルでノーゴールの判定に。
一方75分、アルトゥール・カイキが決定的なシュートを放つと、今度はGK西川周作がビッグセーブで食い止める。
ただ試合終盤、鹿島は“引き分けでOK”という戦い方を選択。するとホームチームがその受け身に立った相手を攻め立てる。アディショナルタイムには松尾佑介が決定的なチャンスを作ったが、シュートはクォン・スンテに弾かれる。さらに岩尾憲のミドルはバーを叩き――、結局1-1で引き分けた。
試合後は両チームのサポーターから、それぞれのチームに熱い拍手が送られた。
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