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なぜ寡黙な柴崎岳がツイッターを始めたのか?「色々あるけど…今までは」

日本代表での柴崎岳。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

今月インスタとともにSNSを開始。4度目の投稿でその想いを明かす。

 この夏ヘタフェCFからスペイン2部リーグのデポルティーボ・ラ・コルーニャに完全移籍した日本代表MF柴崎岳が今月11日から、SNSのツイッター(アカウントは @GakuShibasaki_)とインスタグラム( アカウントは official_gaku )を開始した。最初の投稿が、”まさか”の真野恵里菜さんとの結婚式での2ショット写真の公開で、ファンを驚かせた。

 その柴崎が7月29日にツイッターで通算4度目の投稿をした。おそらく多くの人が抱いていた疑問を汲んで、次のように答えている。

「なんでインスタとツイッターを始めたんですか?→

 色々あるけど、なんだろ、今まで自分の中での最終結果しか表現出来ない事が多いし、そこに至るまでのプロセスって伝わりづらかったから、そうゆう所も伝えていけたらね。

 っていうのと、なんか分からんけどやってみよ。って見切り発車要素もあり」

 そのように柴崎は率直な思いを綴っている。

 ちなみに、日本代表のキャプテンマークを巻くようになった柴崎は、代表戦の試合後はむしろ誰よりも長い時間を割いて取材に対応している。鹿島アントラーズ時代も、試合後のメディア対応は模範とも言えるようにしっかりとしていて、話をしながら試合を改めて整理している印象もあった。その姿勢からは、自身が「鹿島」「日本」を代表しているの、という自覚が感じられる。ただ、それもまた柴崎のいうところの「結果」ありきと、というところに、表現の難しさは感じていたのかもしれない。

 これからは柴崎の目と言葉を通じて、デポルティーボやスペイン2部の旬、そしてサッカーに対する思いについて、知ることができそうだ。

 スペインに渡って2年半、CDテネリフェ、ヘタフェを経て、デポルティーボで3チーム目となる。2部で再スタートを切ることになったが、果たして日本屈指の司令塔がチームを1部昇格に導く活躍を見せることができるか。

 デポルティーボは昨季2部で、17勝7分8敗(50得点・32失点)で6位だった。柴崎は昨季1部リーグ(ラ・リーガ)7試合0得点、通算成績はスペイン1部リーグ29試合1得点、2部リーグ16試合2得点。

関連記事:柴崎岳が日本代表の危機を訴える「いつまでも”健闘”で満足していたら何も変わらない」

Title:Why did Gaku SHIBASAKI start SNS?

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