大宮VS仙台戦、サポーターが暴力振るう「あってはならない行為」。両クラブが謝罪
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試合後のビジターサポーターゾーンで。
[J2 17節] 大宮 2-4 仙台/5月21日14:00/NACK5スタジアム大宮
大宮アルディージャとベガルタ仙台は5月22日、それぞれの公式サイトで、17節のNACK5スタジアム大宮で行われた試合後のスタンドでサポーター同士による暴力行為が起きたとして謝罪した。
大宮によると、「サポーターがビジターサポーターゾーンへ侵入し暴力を振るうという、あってはならない行為が発生しました」として、「ホームクラブとして、当日ご来場いただいたすべての皆さま、多くの方々にご迷惑とご心配をお掛けしたことについて、お詫び申し上げます」と謝っている。
また、両クラブとマッチコミッショナー立会いのもと、行為者が謝罪を行ったことで、当事者間での和解に至っているということだ。
クラブは「今回発生した行為を重大に受け止め、二度と同様のことが生じないよう、行為者に対して経緯、行為を含め事実確認を行った上で、規定に準じて厳正に対処いたします」と、今後の方針を示している。そのうえで、「大宮アルディージャは、いかなる理由があったとしても、暴力行為は決して許されるものではないという認識のもと、安心、安全で快適なスタジアムづくりに引き続き取り組んでまいります」とコメントしている。
一方、仙台は「試合後にサポーター間のトラブルが発生いたしました。当日ご来場いただいたすべてのみなさまをはじめ、ファン、サポーター、両クラブの関係者のみなさまにご迷惑をおかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした」と謝罪。
そして、次のように状況を説明し、今後のスタンスを示している。
「当該試合におきまして、当クラブサポーターによる新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインに抵触する行為があったことを認識しております。同試合にご来場のお客さまに不快な思いをさせたことについても重ねてお詫び申し上げます。
当クラブでは今回のトラブルを真摯に受け止め、当クラブサポーターへ指導を行います。今後も再発防止の徹底、安心、安全で快適なスタジアムづくりに向けて取り組んでまいります」
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