×

関根貴大サイドバック起用、松尾佑介の1トップも効く。浦和、攻め続けたが福岡とスコアレスドロー

浦和の関根貴大。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

レッズはリーグ9試合勝ち星なし。

[J1 16節] 福岡 0-0 浦和/2022年5月28日17:03/ベスト電器スタジアム

 J1リーグ16節、アビスパ福岡対浦和レッズの一戦は、両チームともにチャンスを作り出したもののスコアレスで引き分けた。浦和はリーグ戦9試合勝ち星なし。

 キャスパー・ユンカーに代わって浦和のセンターフォワードで先発した松尾佑介がスピードを生かす。福岡の2センターバックにプレッシャーを与えてラインを押し下げ、GK西川周作からのロングフィードも効いて好機を作り出す。

 それでも完璧に崩したあと、この日、右MFに入った明本考浩のシュートはポストを叩きゴールならず。さらに左サイドを崩しての決定機も、モノにできない。前半はアウェーチームがボール支配率7割を記録したが、ゴールならず。

 一方、福岡は序盤ラインを下げて対応。浦和の中盤3枚に自由を与え、そこにアタックに行けず苦戦を強いられた。それでも前半の終盤には、山岸祐也が決定的なヘディングシュートを放つなど、次第に攻略の糸口を見出す。

 後半も浦和が敵陣で試合を進めるものの、福岡の田中達也が中盤へのマークを修正。良い形で浦和にシュートまで持ち込ませない。

 そしてスコアレスのまま迎えた64分、フアンマに代わってルキアンが投入される。

 一方、浦和は宮本優太に代わって右サイドバック(ウイングバック)に関根貴大が起用される。この日効果的だったサイドで幅をとって優位に試合を進める展開で、さらに分厚くするというリカルド・ロドリゲス監督の采配だ。

 85分過ぎからは、両チームともにチャンスを作り出していく。しかし――ともにゴールを奪えず、スコアレスで引き分けた。

【注目記事】
J1リーグ営業収益ランキング。4位神戸、3位鹿島、2位浦和、1位は!? コロナ禍の続く2021シーズン売上高

【浦和】待望のFWリンセン獲得近づく「フェイエノールトが代表団を日本へ派遣」

神戸!?スアレスがJリーグ移籍か、アトレチコ退団発表

Ads

Ads