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【浦和】埼スタがどよめいた…GK牲川歩見、渾身ビッグセーブで絶体絶命のピンチを防ぐ

浦和の牲川歩見。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

DF石原広教も身を挺してのブロック。しかしG大阪が山下諒也のゴールで先制。

[J1 15節] 浦和 – G大阪/2025年5月6日14:03/埼玉スタジアム

 J1リーグ15節、浦和レッズ – ガンバ大阪の一戦は、開幕から全試合フル出場を続けてきたGK西川周作が開始早々の9分に左大腿部あたりを傷めて負傷交代を余儀なくされるアクシデントに見舞われた。すると交代出場したGK牲川歩見が、絶体絶命のピンチでビッグセーブを見せ、埼スタをどよめかした。

 雨の降り続く埼玉スタジアム。少なからずチーム内で動揺も走るなか、G大阪がチャンスを作り出していく。

 すると35分、フリーになった食野亮太郎のシュートを、カバーに入っていた石原広教がスライディングしながら身を挺してブロックする。

 さらに40分、自陣でインターセプトされたあと、ゴール正面で満田誠が左足でシュート。絶体絶命のピンチで、牲川が右腕を伸ばしてビッグセーブ! 埼スタがどよめいた。

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 ただ、なかなか噛み合わずにいると、G大阪は両サイドから揺さぶっていく。迎えた53分、食野の左クロスを、ファーサイドにいた山下諒也がヘッドで合わせ、アウェーチームが先制に成功した。