来季から浦和戦出場が「可能」。駒井善成が札幌へ完全移籍
札幌への完全移籍が決定した駒井善成。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
今季は契約上出場できなかったが…。
浦和レッズは12月23日、駒井善成が今季期限付き移籍していた北海道コンサドーレ札幌に完全移籍すると発表した。
駒井は1992年6月6日生まれ、26歳。京都府京都市出身。168センチ・64キロ。これまでのキャリアは、京都パープルサンガジュニア―京都U-15―京都サンガU-18―京都―浦和―札幌(期限付き移籍)。
今季J1・29試合0得点。浦和ではJ1・47試合・0得点、J1通算76試合・0得点。
駒井は次のように、浦和のファンとサポーターに感謝を伝えている。
「このたび、北海道コンサドーレ札幌に完全移籍することになりました。
浦和レッズに在籍させて頂いた3年間、本当に感謝しかありません。
当時J2で無名だった僕を引き上げてもらい、ルヴァンカップ、年間勝点1位、ACLのタイトルを獲得した瞬間に居合わせられたことは幸せでした。
毎試合プレッシャーのかかる試合でのサポーターの震えるような応援は一生忘れることはなありません。
来年からは自分の実力不足で浦和のユニフォームに袖を通すことはできませんが、どこへ行っても浦和レッズは特別なクラブです! このクラブでプレーできたことを誇りに思っています。3年間、本当にありがとうございました」
また札幌の公式ホームページでは、次のようにコメントしている。
「この度北海道コンサドーレ札幌に完全移籍させていただくことになりました。今年の成績より上を目指していきましょう。今年以上のパフォーマンスをすることを約束します。期待していてください。2019年シーズンもよろしくお願いします!」
浦和時代からミハイロ・ペトロヴィッチ監督に寵愛されてきた。生粋のドリブラーは今季、契約上、浦和とのすべての公式戦に出場ができなかった。2019シーズンからは古巣との対戦が実現する。
来季はチームのさらなる飛躍とともに、駒井自身のJ1初ゴールも期待される。浦和戦での”対決”も楽しみだ。
文:サカノワ編集グループ