鈴木武蔵がシント=トロイデン移籍か。原大智のレンタル終了も決定
鈴木武蔵。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
2部降格に伴い、契約解除金なしか。
ベルギー1部リーグ、シント=トロイデンVV(STVV)がKベールスホットVAの日本代表FW鈴木武蔵の獲得を検討している。オランダメディア『フットボール・インターナショナル』が6月7日、『Het Belang van Limburg』の情報を引用し、それぞれのチーム状況を伝えている。
シント=トロイデンは鈴木優磨が退団した一方、林大地をサガン鳥栖から獲得し、さらにスペインのデポルティーボ・アラベスから原大智をレンタルで加入していた。STVVは原の残留を望んでいるものの、ジョアン・クラウス・メロとともに、8日、今季限りでの移籍期間満了が発表された。
一方、ベールスポットは2022-23シーズンの2部降格が決定。鈴木は契約条項により、契約解除金なしで新天地を探すことができるというのだ。
そこでSTVVは原の後釜として、鈴木をターゲットにしているということだ。
今季リーグ25試合に出場した鈴木だが、わずか1得点・1アシストに終わった。とはいえ森保一監督のもと、日本代表にも9試合(1得点)出場し、一時は新エース候補とも期待されたタレントである。
確かにストライカーとしては、成績にムラがあり、スタイルに合致するかどうかがより重視される選手でもある。完全にフィットして2019年にキャリアハイの年間20ゴールを記録した北海道コンサドーレ札幌のミシャ(ペトロヴィッチ監督)のもとに戻る可能性もあるのか!? その動向が注目される一人だ。
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