吉田麻也、サンプドリア残留も選択肢。「『待ってくれ』と言われている」
吉田麻也。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
日本代表、キリンカップ決勝でチュニジアと対戦へ。
[キリンカップ決勝] 日本代表 – チュニジア代表/2022年6月14日18:55/パナソニックスタジアム吹田
サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が6月14日、「キリンカップサッカー2022」決勝でチュニジア代表と対戦する。この6月シリーズ4試合の最終戦。ガーナ代表に続いてカタール・ワールドカップ(W杯)のアフリカ代表国との対戦になる。
吉田麻也(UCサンプドリア)が試合前日の13日に取材に応じ、そのなかで今後の去就について改めて質問を受けた。前線と比較すれば、一度固定されれば先発の入れ替えが少ないセンターバックのポジション。むしろ安定感が求められる。
より高いレベルに身を置くべきか、試合出場を優先すべきか――。その問いに33歳の吉田は次のように語った。
「やはり試合に出なければいけないと思います。(リーグやクラブのレベルを)落としていくのは簡単なので、高いところに身を置きたいし、それはワールドカップ関係なく、サッカー選手として残り限られていくキャリアのなかで、高いレベルに身を置きたい。それがシンプルに選手としての願いでもあります。そこが一番の願いであります。もちろん需要と供給の問題もあります」
またサンプドリア残留の可能性も残っていると説明した。
「それと、サンプドリアと(契約)満了する、みたいな感じになっていますが、それも正直まだ分かりません。ご存じのとおり、サンプドリアのオーナーが捕まり(マッシモ・フェッレーロ会長が詐欺罪で昨年12月に逮捕される)、複雑な状況でどうなるか分からないということで、(クラブから)『待ってくれ』と言われています。このままいけば満了ですが、どうなるのか分かりません。難しいですね。僕の願いとしては、レベルの高いところへ行きたいです」
まずは14日のチュニジア戦――。勝利で締めくくり、キャプテン吉田がキリンカップのトロフィーを掲げる。
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