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【Jリーグ】声出し応援、全クラブ対象に7/30からステップ3「全席50%上限」へ。しかし「一定数」は観客減になるため採用せず

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サカノワスタッフ

声出し応援が、さらに緩和へ!(写真は大分サポーター)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

実施エリアでは、アルコールの持ち込みは引き続き禁止だ。

 Jリーグは6月28日の理事会で、「声出し応援」の段階的導入について7月30日から8月14日まで「ステップ3」に入ると発表した。チケット販売などもあるため、「ステップ1」を踏まえ、来月実施の「ステップ2」の実施前の段階での決定となった。

 人数上限は「5000人または収容定員50パーセント、いずれか大きい方 (緊急事態措置区域・重点措置地域以外)」。その中で「ステップ3」からは「声出し応援席の上限数」は設けない。

 ただし「声出し応援エリア」と「声出し応援不可エリア」を併用する場合 、「声出し応援エリア」は独立させて、2メートルの緩衝帯を設置し、対象エリアのチケット保持者のみ利用可となる。8月15日以降の実施概要は調整中だ。

 対象試合は順次受付し、リーグから公表される予定。

 また、スタジアム全体で声出し応援をする場合、食事は条件付きで可能(応援開始前、ハーフタイム、試合後に限定)。実施エリアでは、アルコールの持ち込みは引き続き禁止だ。

 案内員や警備員の増強、感染拡大防止対策上の影響が大きい問題行為が改善されない場合の退場措置なども継続される。

 Jリーグによると、ステップ3での採用の有無について、28日を期限に、クラブの意向をまとめている段階だ。そのうえで、全てのクラブが「声出し応援」を希望しているわけではないという。「声出し応援エリア」は50パーセントの入場制限がかかるためで、リーグ担当者は「入場料収入が得られないケースが出てくるため、そこを考慮して、声出し応援に手を挙げていないクラブも一定数います」と説明した。

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