日本代表DF吉田麻也はシャルケ加入が決定的！板倉滉の後釜、フリートランスファーで

５日にもメディカルチェック、本人も「次の準備はできている」と仄めかす。

　イタリア・セリエAのUCサンプドリアとの契約満了を迎えフリートランスファーとなっていた日本代表DF吉田麻也が７月４日、ドイツ・ブンデスリーガ１部シャルケ04に加入することが決定的となった。吉田は５日にもドイツに渡ってメディカルチェックを受けるという。移籍情報を専門とするジャーナリストのファブリシオ・ロマーノ氏がフォロワー928万人を擁するツイッター（@FabrizioRomano）で報告している。

　同氏によると、吉田獲得には、トルコ１部トラブゾン・スポルなど複数クラブが関心を示していたという。

　２部から復帰を果たしたシャルケは、昨季日本代表DF板倉滉がセンターバックの主軸だったが、レンタル先のマンチェスター・シティが提示していた買い取りオプションを「高額のため」行使できず。１部を戦い抜くため、その穴をいかに埋めるかが、まず最初の補強ポイントだった。

　シャルケはセルティックFCのDFクリストファー・ジュリアンが獲得濃厚だったが、６月30日、メディカルチェックをパスしたあと契約直前、金銭面で最終的な合意に至らず破断になっていた。

　そのジュリアンの去就が関係しているかは分からないが、そうしたなか、フリートランスファーで移籍金の掛からない吉田がシャルケに加わることになった。

　吉田は７月３日、自身のツイッター（@MayaYoshida3）でサンプドリアのサポーターに感謝を伝えるとともに、「しかし今、新たな冒険の準備はできています」と、新天地決定が近づいていることを仄めかしていた。

　ACモンツァからオファーがあり、さらにJ1リーグ復帰も噂されていた33歳の日本代表キャプテンは、メディカルチェックをパスできれば、オランダ、イングランド、イタリアに続き、４か国目のドイツで新たな挑戦をする。

【注目記事】
・【移籍情報】吉田麻也のサンプドリア退団が正式決定、フリートランスファーに。新天地の候補は神戸、名古屋、そしてモンツァか

・三木谷会長が「徹底的にやる」と激怒したシーン、誤審なし！JFA審判部「判定は正しかった」と強調│柏3-1神戸

・ヴィッセル神戸が会見。千布社長「J1残留は奇跡に近い」、永井SD「守備に重きを置きすぎた」。ロティーナ監督電撃解任、吉田孝行体制復活