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【川崎 4-0 G大阪】家長昭博が驚愕オーバーヘッド。右足で完璧に突き刺す!

川崎の家長昭博。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

鬼木達監督不在のなか、寺田周平コーチ「立ち上がりからアグレッシブに行こうと話し、選手が体現してくれた」。

[J1 21節] 川崎 4-0 G大阪/2022年7月9日19:03/等々力陸上競技場

 J1リーグ21節、川崎フロンターレが、レアンドロ・ダミアン、マルシーニョ、脇坂泰斗、家長昭博のゴールと前半36分までに4ゴールを奪い、ガンバ大阪に4-0の勝利を収めた。G大阪はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)介入を経ての開始早々7分の奥野耕平の一発退場が響いた。

 開始6分にチャナティップの縦パスから、抜け出したマルシーニョの左クロスをレアンドロ・ダミアンが合わせて、ホームチームが先制に成功する。奥野退場で数的優位に立ったあとの20分、今度はレアンドロ・ダミアンのパスからマルシーニョが決めて2点目をもたらす。

 30分にはマルシーニョのスルーパスに、後方にいた脇坂が左足で押し込み3点目!

 そして圧巻が36分の家長の一撃だった。コーナーキックから、ゴール前でボールが浮くと、フリーの後ろ向きだった家長は右足を振り抜くオーバーヘッド!! スタンドにいた全ての人の度肝を抜く驚愕の一発をゴールネットに突き刺してみせた。

 後半も途中出場の小林悠がクロスバーを叩く惜しいシュートを放つなど攻め続けて、川崎が4-0で無失点勝利。ホームで久々となる3ポイントを掴んだ。

 チーム内の新型コロナウイルス感染症の発生でその濃厚接触者判定を受けた鬼木達監督がベンチ入りならず。代わって指揮を執った寺田周平コーチはフラッシュインタビューで、「イレギュラーな1週間でもありましたが、勝てて本当にホッとしています。立ち上がりからアグレッシブに行こうと言って、それを選手がしっかり体現したことが結果につながりました。最後までパワーを持って戦ってくれて、見ていて楽しかったですし、いいゲームをしてくれました」と喜んだ。

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