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バルセロナ安部裕葵がメディカルチェック合格。ただBチームの初練習では…

バルセロナBでの安部裕葵。. (Photo by Eric Alonso/Getty Images)

4年契約の最終シーズンに。

 スペインのFCバルセロナ・アスレティック(今季バルサBから名称再変更)に所属しているMF安部裕葵が7月15日、久々にバルサ公式サイトに登場した。新シーズン初めのメディカルチェックを受ける様子の写真が掲載され、レポートではその検査は問題なかったことも報告されている。

 安部は2019年夏にJ1リーグの鹿島アントラーズからバルセロナに完全移籍。まずBチームからスタートすることになり、試合では上々のパフォーマンスを披露していた。

 しかしスペイン3部リーグでは、相手の明らかなファウルなどにも苦しみケガも負うなど離脱を繰り返した。そうしたなかでも2021年7月、ロナルド・クーマン体制下で、主力不在の期間であったがトップチームの親善試合にも出場。

 新型コロナウイルス感染などもあり、まさに一進一退を繰り返すなか、しかし今年2月にはフィンランドでハムストリングスの手術を受けることに。その際、バルセロナは公式サイトで、「今シーズン、チームに登録されていないバルサBの安部裕葵が右足のハムストリングの手術に成功した」と報告していた。

 そして今回、久々に安部が元気な姿を披露。上半身裸でカメラ目線でグーポーズをしている。

 ただ16日にスタートしたバルサ・アスレティックの今季初トレーニングの様子を伝えるクラブ公式サイトの31枚の写真やインスグラムの動画(どちらというとまずコーチ陣を紹介している)には、安部の姿が見られなかった。ちょうど写っていなかっただけか、別メニューだったのか。あるいは健康面は問題ないものの、ケガについてはまだプレーできる段階にないということだろうか。現段階では、そもそもの掲載人数が少ないが、バルサ・アスレティックのメンバーに安部の名前は記載されていない(今後、順次更新されるという)。

 安部とバルサの契約は今シーズンまで。移籍もありうるのか? まずはバルサ・アスレティックでの完全復活を目指すのか? 日本代表にも選ばれたアタッカーのここからの巻き返しとピッチで躍動する姿を、たくさんの人が待っている。

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