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全北現代“解雇”の邦本宜裕、飲酒や遅刻など素行の悪さを韓国メディア指摘

慶南時代の邦本宜裕。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

チームメイトからは自制を促される。

 飲酒運転により警察に摘発されたため韓国Kリーグ1部の全北現代モータースを解雇されたMF邦本宜裕だが、これまでチーム内で飲酒による問題を何度も起こし、同僚からは自制を促されていたという。韓国メディア『スポーツ・ソウル』が7月25日に報じた。

 7月8日未明、邦本は韓国にて飲酒運転で摘発された。免許停止レベルのアルコール濃度が検出されたという。

 韓国プロサッカー連盟は邦本に対し、暫定的に60日間の出場停止処分を科した。これを受けて、今年末まで契約を組んでいた全北現代だが、契約解除の処分を下した。

 今回の記事によると、邦本はすでに自身のインスタグラムから、全北現代での写真全てを消去したという。

 また「私生活に問題があった」と、邦本は頻繁な飲酒をして問題を起こし、無断での練習欠席や遅刻もあったという。そのため、コーチングスタッフやチームメイトから自制の要請を促されてきた。しかし、邦本はそうした日常を変えることはなかったと伝えている。

 一部のファンは「なぜ邦本を積極的に起用しないのか」と批判の声もあった。これに対し、「主力争いの激しい全北現代では、いくら外国籍選手だったとしても特別待遇を受けることはない」と説明している。

 24歳の邦本は、トップチームデビューも果たした浦和レッズ時代、ユースで不祥事を起こして退団、そのあとアビスパ福岡入りを果たしたものの「秩序風紀を乱す行為の繰り返し」により解雇されていた。

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