【鹿島】アルトゥール・カイキが広島戦『必勝』へ掲げた“3つの条件”
広島戦に向けてトレーニングする鹿島のアルトゥール・カイキ。(C)KASHIMA ANTLERS
「そこを全員で意識すれば、自ずと結果がついてくる」
[J1 24節] 鹿島 – 広島/2022年8月6日18:00/カシマサッカースタジアム
J1リーグ鹿島アントラーズのブラジル人MFアルトゥール・カイキが8月4日、オンラインによる取材に応じて、6日のサンフレッチェ広島戦に向けて抱負を語った。
先週の横浜F・マリノスとの1・2位頂上対決は、悔しい0-2での完敗に。カイキ自身も最近3試合はゴールがない(直近5試合・1得点)。再びチームと彼自身に勢いを与える活躍が期待されるところ。
「マリノス戦は勝点3が何としてもほしかったものの、非常に悪い結果に終わり、ポイントを得られませんでした。ただ、そこで残念がっていても始まりません。このサンフッチェ戦へフィジカル面、チームとしてのやるべきことの役割や機能など確認し、しっかり準備できています。いい形で次の試合を迎えられると思います」
強豪との対戦が続く。広島には5月のリーグ戦で0-3と完敗を喫しているだけに、ホームでリベンジを果たすしかない。
「これまでやってきたものを、この対戦で示すことが重要です。ボールをしっかり保持して相手のスキを狙い、決定的なチャンスをモノにすること。マリノス戦でも失点するまでに2、3回チャンスがありながら、慌ててしまって決め切れず、スキを突かれて失点してしまいました。
前回のサンフレッチェ戦もチャンスがありながら一瞬のスキを突かれてやられてしまいました。サンフレッチェもボール保持を好むチームで、そこは共通しています。
ここ最近は勝利から遠ざかっているので、一人ひとりが反省し、やるべきことを精査して取り組めているので、そこを試合で表現できればと思います」
そしてカイキは3つの勝利への条件を掲げた。
「チームとしては、組織的に布陣のコンパクトさを保つこと、ボールを保持すること、チャンスでは慌てないこと。そこを全員で意識すれば、自ずと結果はついてくると思います」
リーグ戦のホームゲームはラスト5試合に。鹿島が上位で戦い続けるためにも、5試合ぶりの勝利を収め、夏の上昇気流に乗りたい。
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