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エリザベス女王逝去、ソシエダ久保建英がマンチェスター・U戦で黙祷を捧げる。オールドトラフォードは半旗、LEDビジョン消灯

ELのレアル・マドリード戦前、逝去されたエリザベス女王へ黙とうを捧げるレアル・ソシエダの選手たち。久保建英は左から5人目。 (Photo by Michael Regan/Getty Images)

久保から決勝ゴール! クリスチアーノ・ロナウドは幻弾。

[EL GS1節] マンチェスター・U 0–1 R・ソシエダ/2022年9月8日20:00(日本時間9日4:00)/オールドトラフォード

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ1節、レアル・ソシエダがアウェーの地でマンチェスター・ユナイテッドに1-0の勝利を収めた。ラ・レアルの日本代表、久保建英はフォワードで先発し、コーナーキックから決勝PKをもたらす活躍を見せた。

 同日逝去されたイギリスのエリザベス2世女王への深い哀悼の意を込め、選手・スタッフは喪章をつけて、試合開始前には会場全体で1分間の黙とうが捧げられた。スタジアムでは敬意を表した半旗が掲げられ、ピッチ脇のLEDビジョンはこの日消灯したまま行われることになった。

 久保は新加入のウマル・サディクと2トップを組み、トップ下にダビド・シルバが入る4-4-2の布陣でスタート。一方、ユナイテッドは、公式戦5試合ぶり先発のロナウドがセンターフォワード、新加入のアントニーが右ウイングに入った。同じくレアル・マドリードから加わったカゼミーロも公式戦初先発。

 試合はホームチーム優勢で進み、35分、ロナウドがジャンプヘッドでゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でノーゴールに。互いに出方を探りつつセットプレーなどから活路を見出す展開で、前半はスコアレスで折り返した。

 すると後半、久保が左サイドをドリブルで打開する機会が増加。そのクロスから得た右コーナーキックを自ら蹴ると、シルバのシュートがハンドのファウルを誘いPKを獲得。59分、ブライス・メンデスがこれを決めて、アウェーチームに先制点をもたらした。

 久保は78分、アンデル・バレネチェアと交代。レアル・ソシエダはシュート数8本対15本(枠内3本ずつ)、ボール支配率44パーセント対56パーセントとやや押し込まれながらも、チーム全体で流れを読んで試合を進め、オールドトラフォードの地で大きな3ポイントを手に入れた。

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