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【移籍】鎌田大地「驚きのプラン」が明らかに。ラツィオ『残留』の回答期限は5/15

鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

当初の「1年+3年間の延長オプション」から――。

 イタリア・セリエAのSSラツィオに所属する日本代表MF鎌田大地(Daihi KAMADA)は今季2023-24シーズンで一旦契約満了を迎えるが、果たして延長オプションを選択するのか、それともフリートランスファーとなって新天地を求めるのか、その動向が注目されている。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部のアイントラハト・フランクフルトからフリートランスファーで今季ラツィオに加入した鎌田は「1年+3年間の延長オプション」の契約を結んでいる。マウリツィオ・サッリイ前体制下では思うように出場機会を得られなかったが、成績不振による退任後、就任したゴール・トゥドール新監督のもと、レギュラーポジションを掴み活躍している。

 鎌田が今冬にはクラブへ退団の意向を伝えたとも言われていた。そうしたなか、トゥドール監督は鎌田の来季残留を希望。鎌田も最近になりトゥドール監督への感謝を口にしていた。

 そうしたなか『イル・メッサジェッロ』はこのほど、ラツィオのクラブオーナーであるクラウディオ・ロティート氏が、鎌田に対し、延長オプションを選択するかどうか、残留する場合には5月15日までに回答するように「期限」を設定したと報じた。

 一方、「驚きのシナリオ」として、鎌田サイドは「3年契約」のオプションではなく、トゥドール監督の登場により「1年契約」の延長を希望しているというのだ。つまり2027年ではなく、2025年まで、ラツィオでプレーできるかどうか模索しているというのだ。

 これまで鎌田には、フランクフルト時代に一緒だったオーストリア人のオリヴァー・グラスナー監督が就任したイングランド・プレミアリーグのクリスタルパレスFC、さらに古巣のフランクフルト、同じくドイツのボルシア・メンヒェングラートバッハ、セリエAの名門ユベントスFCが獲得に動いていると噂されてきた。

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 スタイルや考え方の合う監督との出会いはなかなか限られると言われるなか、鎌田の1年契約延長は、確かに一つ有効な妥協点になりそうだが――。その線で考えると、ラツィオ残留とクリスタル・パレス移籍の二択か!?

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