カタールW杯微妙…浅野拓磨が内側側副靭帯断裂で「数週間」離脱。ボーフム発表、吉田麻也のシャルケ戦で負傷

９月シリーズは招集できず。

[ブンデス１部 ６節]シャルケ 3-1 ボーフム／2022年９月10日18:30（日本時間11日1:30）／フェルティンスアレーナ

　ブンデスリーガ１部VfLボーフムは９月13日、シャルケ04戦で負傷交代した日本代表FW浅野拓磨について、内側側副靭帯の断裂でしばらく戦列を離れると発表した。

　浅野は10日に行われた、日本代表キャプテンのDF吉田麻也の所属するシャルケ04戦で開始40秒、相手選手のスパイクが右足のヒザあたりに受けて立ち上がれず。一旦はプレーに復帰したものの続行不可能と判断し、わずか４分で交代を余儀なくされた。試合は1-3で敗れてリーグ開幕６連敗。トーマス・ライス監督の解任も発表されている。

　クラブの発表によると、精密検査の結果、右ヒザの内側靭帯断裂と診断されたという。今後は「保存的治療」が施される。復帰は「数週間先」ということだ。

　浅野は６月２日に行われた日本代表対パラグアイ代表戦（〇4-1）で１ゴールを記録し、さらに２列目の堂安律、鎌田大地、原口元気とブンデス組のポテンシャルを引き出して評価を大きく上げた。大迫勇也が負傷を繰り返すなか、ドイツ代表やスペイン代表を相手に“一発”があるだけに、カタール・ワールドカップ（W杯）での日本代表入りも有力視されていた。

　しかし、まず９月シリーズへの招集は不可能に。順調に回復すれば、カタールW杯にも間に合いそうだが、果たしてベストのコンディションにどこまで近づけられるか。

　浅野は今季リーグ全６試合で先発出場。12日の時点で自身のツイッター（@AsaTaku29）にて、「人生ってほんとにいろいろあるな。すごいわ。」とつぶやいていた。

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