【天皇杯】甲府がPK戦の末、広島を制し優勝。クラブ史上初タイトル!アフロ三平和司が先制弾、GK河田晃兵スーパーセーブ
前回決勝でゴールを決めた甲府の三平和司(右)。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
サンフレッチェは川村拓夢が同点弾を決めたが――。
[天皇杯 決勝] 甲府 1(0EX0、5PK4)1 広島/2022年10月16日14:00/日産スタジアム
天皇杯決勝、ヴァンフォーレ甲府がPK戦の末、サンフレッチェ広島を下して初優勝を果たした。J1勢5チームを下しての日本一の栄冠、クラブにとっても初タイトルに。
J1リーグ3位の広島とJ2リーグ18位の甲府による対戦。広島がほぼ敵陣で試合を進めるなか、甲府も背後のスペースを突いてチャンスにつなげる。すると26分、デザインしたコーナーキックから、長谷川元希のショートコーナーを荒木翔がクロス。ニアに駆け込んだ三平和司がシュートを突き刺した。
その後は広島がボールを保持し、ぶ厚い攻撃を展開。甲府もカウンターから2点目を狙う。
広島は選手交代しながら、チームを活性化させる。すると84分、左サイドを抜けた川村拓夢がニアを貫くシュートで同点に!
試合は延長戦に突入。延長後半6分、山本英臣のハンドのファウルで広島がPKを獲得。しかし満田誠のキックを、GK河田晃兵がビッグセーブ!
延長120分、1-1で決着はPK戦に委ねられ、広島は川村が失敗。一方、甲府はキッカー5人全員が成功。最後は山本英臣が決めた。J1勢5チームを下して頂点に立った。
両チームのメンバーは次の通り。
▽ヴァンフォーレ甲府
▼先発メンバー
GK
1 河田晃兵
DF
2 須貝英大
5 浦上仁騎
(112分 32 フォゲッチ)
23 関口正大
40 エドゥアルド・マンシャ
MF
7 荒木翔
(66分 22 野澤陸)
18 鳥海芳樹
(62分 20 松本凪生)
24 山田陸
(112分 4 山本英臣)
26 石川俊輝
41 長谷川元希
(101分 29 ジェトゥリオ)
FW
9 三平和司
(62分 10 ウィリアン・リラ)
▽控えメンバー
GK
31 岡西宏祐
▼監督
吉田達磨
▽サンフレッチェ広島
▼先発メンバー
GK
38 大迫敬介
DF
3 塩谷司
4 荒木隼人
19 佐々木翔
MF
7 野津田岳人
(79分 20 ピエロス・ソティリウ)
10 森島司
(HT 14 エゼキエウ)
(91分 21 住吉ジェラニレショーン)
18 柏好文
(70分 17 松本泰志)
25 茶島雄介
(70分 2 野上結貴)
27 川村拓夢
39 満田誠
FW
9 ドウグラス・ヴィエイラ
(HT 13 ナッシム・ベン・カリファ)
▼ベンチメンバー
GK
22 川浪吾郎
▼監督
ミヒャエル・スキッベ
[審判団]
▼主審
佐藤隆治
▼副審
三原純、五十嵐泰之
▼第4の審判員
今村義朗
【注目記事】
・【J全57クラブ】人件費増減額ランキング。1位徳島、2位福岡、3位川崎…全体1位の神戸だが
・【W杯 日本代表│FW編】4~5枠。大迫勇也、前田大然が“当確”、浅野拓磨も間に合えば。町野修斗、林大地、細谷真大は一発逆転も!
・三笘薫がスタメン出場へ意欲「最初から出て何ができるか示したい」。ブライトン、ボール保持率73%もブレントフォードに0-2で敗れる