×

「30歳を過ぎて野心」ベンゼマがバロンドール初受賞、“お手本”の先輩2人とは?レアル・マドリードからモドリッチ以来

バロンドールを受賞したレアル・マドリードのフランス代表ベンゼマ。 (Photo by Aurelien Meunier/Getty Images)

昨季ラ・リーガ得点王、2冠&CL連覇に貢献。

 スペイン1部レアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマが10月17日、バロンドールを受賞した。34歳での初受賞。レアル・マドリードからは2018年のルカ・モドリッチ以来に。

『フランスフットボール』が各シーズンの最優秀選手を表彰する賞。ベンゼマは『レアル・マドリードTV』を通じて、「30歳を過ぎてから、野心が芽生えました。もっと頑張ろう、チームのリーダーになろうと。世界最高のチームであるマドリードで働けるのは幸運なことです。この仕事にとても満足し、誇りを持っています」と、この受賞を喜んだ。

 またパリでの授賞式では、ジネディーヌ・ジダンからトロフィーを受け取ると、次のように語ったという。

「私の人生には良いお手本がいました。ジズー(ジダン)、(クリスチアーノ)ロナウド……。多くの努力とトレーニングを積み、そして努力の結晶であり、何よりも幼い頃から抱いていた夢を追い求めた結果です。すべてが可能です。しかし、それは簡単なことではありませんでした」

 そのように二人の“ヒーロー”を挙げた。

 2009年にオリンピック・リヨンからレアル・マドリードが獲得した時、決して注目度は高くなかった。また、一時はフランス代表を外れる時期もあったが、次第にマドリードで不動のエースストライカーとしての地歩を固めていった。

 2018-19シーズンからは4シーズン連続でラ・リーガ20得点以上を記録。そして昨季はリーグ得点王に輝き、チームをスペインリーグ、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇の2冠&CL連覇に導いた。

「マドリードとフランス代表のチームメイト、監督、そして僕にとって家族のような存在である偉大な会長に感謝しています。尊敬しています。リヨン、アカデミーの皆さん、彼らがいなければ、私はここにいませんし、家族にも感謝したいです。個人的な賞ではありますが、みんなの賞であることに変わりはありません」

 そのようにベンゼマは世界一の証である栄誉を謙虚に喜んだ。

【注目記事】
天皇杯優勝「はくばく」の注目度爆発、2001年から甲府のユニフォームスポンサー

【J全57クラブ】人件費増減額ランキング。1位徳島、2位福岡、3位川崎…全体1位の神戸だが

【J2 全クラブ監督人事】4クラブで退任決定、栃木、大宮、長崎は続投へ。町田は黒田剛氏(青森山田)の噂

Ads

Ads