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【浦和】5バック布陣不発、リカルド・ロドリゲス監督「マリノスが上回った。それに尽きる」

浦和のリカルド・ロドリゲス監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

球際でまったく勝てず、「私たちはよりテクニックの部分で秀でている部分があり――」。

[J1 33節] 横浜FM 4–1 浦和/2022年10月29日15:00/日産スタジアム

 J1リーグ33節、浦和レッズが横浜F・マリノスに1-4で大敗を喫した。浦和のリカルド・ロドリゲス監督は試合後の記者会見で、「マリノスが私たちを上回った。それに尽きると思います」と完敗を認めた。

「この試合ではマリノスが私たちを上回りました。それに尽きると思います。前半チャンスもありましたが、短い時間に失点を重ねてしまい、また球際の部分でも足りていませんでした。後半は前線の枚数を増やして反撃を試みたものの、それでも相手の攻撃のほうが迫力がありダメージを与えられ、チャンスもゴールの数も上を行かれました」

 リカルド監督はそのように肩を落とした。

 この日は大久保智明がウイングバック的なポジションをとっていた。しかし、結果的にその大久保と日本代表DF酒井宏樹で構成される右サイドを攻略されていった。その5バック気味だった布陣について、指揮官は次のように説明した。

「狙いとしては、前から1対1でハメてディフェンスに行き、ボールを奪い取ろうと試合に入りました。それができていたり上手くいった部分もありましたが、それをやり続けるのは簡単ではありませんでした。また前回対戦では4バックで臨んで簡単に持っていかれしまったため、その修正として対策を施しました」

 バイタルエリアではボールにアタックに行けず、バトルに持ち込まれると局面でほとんど負けていた。その球際の弱さが目立った理由について問われたリカルド監督は、次のように語った。

「プロファイルの部分も関わると思います。マリノスは強度の高さが引き立つ構成でできていて、私たちはよりテクニックの部分で秀でている部分があります。一方、強さに欠ける部分もあります。その相手の強さがより出てしまいました。広島戦でも相手にそういった強さがありました。今回も、いいところと悪いところの違いが出てしまったと思います」 

 浦和は10勝14分9敗でリーグ8位、来月5日の最終節はホームでアビスパ福岡と対戦する。

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