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イングランドに0-4完敗…池田太監督が語った課題「一つずつ積み上げていかなければ」│サッカー日本女子代表 ヨーロッパ遠征

完敗…日本女子代表がイングランド女子代表に0-4で敗れた。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

なでしこジャパン、次は日本時間16日早朝にスペイン戦。

[親善試合] 日本女子代表 0-4 イングランド女子代表/2022年11月11日20:00 (日本時間12日4:00) /ピナタール・アレーナ(スペイン)

 サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)がヨーロッパ遠征の初戦、イングランド女子代表に0-4で敗れた。FIFAランキングは日本11位、イングランド4位。日本の池田太監督は試合後、次のようにこの完敗を受け止め、収穫と課題を挙げた。

「イングランドという欧州チャンピオンと対戦するにあたり、最初から相手の力を受けて立つのではなく、今自分たちがトライしているアグレッシブさを出してぶつかっていこうと、このゲームに挑みました。

 前半はプレスに迷いがあってハマらないところもあり、少し消極的なプレーもあったかもしれません。それでも前線から奪いに行く姿勢は求めていたものなので、結果はもちろん受け止めないといけないですが、今日の試合で見えたところもあるので、そこは収穫になると思います」

 そのようにまっすぐ挑んだことで、その差が明らかになったと言う。

「自分たちはまだまだ完成していないチームなので、これからひとつずつ積み上げていければと思います。ボールを奪いに行くなかでは、ファーストディフェンダーをもっとはっきりさせないといけないです。それに伴う連動、強度も含めて、そこはもっともっと合わせていきたい部分です。

 攻撃も関係性を持って関わりを多く作れるようにしたいです。後半はトライしてきた成果が見える部分も少しはあったので、改めて選手と振り返りを共有していきたいです」

 そしてイングランドの“強さ”について、次のように語った。

「イングランドのチームは一人ひとりのプレーの質、パワー、スピードがありましたし、チームとしてやることがはっきりして自信を持ってプレーしていました。欧州女子選手権での優勝も含め、ある程度完成されたチームだなと感じました。あとは相手にプレスをかける時のお互いの反応の良さだとか、一連の組織だったプレーにパワーとスピードと技術が加わって、完成したチームだなと感じました」

 日本はこのあと日本時間16日4時から、FIFAランキング6位のスペイン女子代表と対戦する。

[写真・取材:早草紀子]

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