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【京都1-1熊本】サンガJ1残留、ロアッソの夢…ポストに砕かれる│J1参入プレーオフ

京都の宮吉拓実(天皇杯より)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

豊川雄太が先制、レギュレーションによりドローで残留確定!

[J1参入PO 決勝] 京都 1-1 熊本/2022年11月13日13:05/サンガスタジアム by KYOCERA

 J1参入プレーオフ(PO)決勝の京都サンガF.C.対ロアッソ熊本は1-1の引き分けで、レギュレーションにより京都がJ1残留を果たした。後半に同点に追い付いた熊本は、アディショナルタイムに平川怜のシュートがポストを直撃――J1昇格の夢へあと数センチ届かなかった。

 最終節の90分間の中で一時降格圏に落ちたものの浮上、J1リーグ16位で九死に一生を得た京都。対するは大分トリニータ、モンテディオ山形とホームで引き分けて、ここまで勝ち上がり勢いに乗るJ2リーグ4位のロアッソ熊本。

 試合は立ち上がりから熊本のハイプレスが機能。ピッチのあらゆるところで、京都のボールになれば引っ掛けて奪い返し、京都のお株を奪うようなアタックを展開する。

 ボールの出しどころが限られる京都は背後のスペースを活用し、前線の豊川雄太の個の力を最大限に引き出す。そして39分、熊本のミスも重なり、そこを見逃さなかった豊川が冷静に流し込み、ホームチームに大きな1点をもたらす。

 そこから一進一退の展開を経て、後半は京都が押し込む。ただ粘り強く対応した熊本は68分、コーナーキックからイヨハ理ヘンリーがニアでヘディングシュートを決めて、1-1と同点にする。

 勝たなければいけない熊本は、残り時間、ターレス、そして切り札の土信田悠生が走り、京都ゴールに迫る。そしてアディショナルタイム、GK佐藤優也も攻撃に加わったコーナーキックの場面、平川のショットがバーを直撃。これが決まっていれば逆転だったが……。

 試合はそのまま引き分けに終わり、規定により京都のJ1残留が確定した。

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