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【鹿島】ビオラから深紅へ。広島MF藤井智也を完全移籍で獲得「特徴であるスピードと仕掛けを存分に発揮して、チームの力に」

藤井智也。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

広島のサポーターには感謝、「大学生の頃、練習参加に来た日からこのチームが好きになり――」。

 J1リーグの鹿島アントラーズは11月25日、サンフレッチェ広島の藤井智也(FUJII TOMOYA)を完全移籍で獲得したと発表した。

 藤井は1998年12月4日生まれ、岐阜県出身、23歳。173センチ・68キロ。これまでのキャリアは、長良西スポーツ少年団 ― 若鮎長良FC ― 長良高校 ― 立命館大学 ― サンフレッチェ広島。2020年に特別指定選手として広島に登録され、2021年からプロ契約。

 2022シーズンは、リーグ27試合・1得点を記録。藤井は鹿島のファンとサポーターへ次のように決意を伝えている。

「このたび、サンフレッチェ広島から加入することになりました藤井智也です。鹿島アントラーズの一員になれることを大変嬉しく思います。自分の特徴であるスピードと仕掛けを存分に発揮して、チームの力になれるように日々精進します。皆さんとスタジアムでともに戦うことを楽しみにしてます! よろしくお願いします!」

 また広島のファンとサポーターに向けて、次のように感謝を伝えている。

「このたび、鹿島アントラーズに完全移籍することになりました。まず、特別指定の期間を含め約3年間ありがとうございました。大学生の頃、練習参加に来た日からこのチームが好きになり、楽しいことも苦しいこともたくさん味わいました。今年はなかなかチームの力になることができず、悔しい気持ちでいっぱいです。そんな状況でもサンフレッチェファミリーの皆さんは温かいメッセージで鼓舞してくれました。そのおかげで何度も立ち上がることができました。このチームの一員になれて良かったです。本当にありがとうございました!」

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