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【カタールW杯】ドイツ代表がスペイン戦を前にドタバタ。公式記者会見が遅れ、現れたのは…

「私は日本サッカーのファン」フリック監督が公式記者会見でまさかの一言。ぜひ日本に来てもらいたい!(Photo by Mohamed Farag/Getty Images)

スペインのオートマティズムに“逆らう”プランある。

[カタールW杯 E組 第2戦] スペイン代表 – ドイツ代表/2022年11月27日22:00(日本時間28日4:00)/アル・バイト・スタジアム

 カタール・ワールドカップ(W杯)グループEの第2戦、ドイツ代表は11月27日、スペイン代表と対戦する。FIFAランキングはスペイン7位、ドイツ11位。第1戦、ドイツは1-2で日本代表に敗れ、一方、スペインはコスタリカ代表にシュートを1本も打たせず7-0の勝利を収めている。

 連敗は許されないドイツには緊張感が張り詰めている。

 試合前日の公式記者会見は、開始が予定時間よりも遅れた。また、ハンス=ディーター・フリック監督と選手1人の出席が予定されていたが、選手の負担を軽減するため、指揮官のみの参加となった。ドイツはドーハからバスで約1時間半かかるペルシャ湾沿いのリゾート地をベースにしていることも影響したようだ。

 フリック監督は会見で、日本戦ではシュートを25本打てていたことをプラスに捉え、その基本的なスタンスが間違っていないことを、スペイン戦で示したいと強調している。

「日本戦では1点しか決められませんでしたが、25、6本のシュートを放っています。それはすでに過去です。ただ、私たちにはきっとできます。明確なまま物事を進めてきました。そのなかで自分たちの悪いところを知るのは大切で、それができるのが強みです。日曜日の試合で、それを示すでしょう。そうすれば、別の答えを得られるかもしれません」

 そのように前半をはじめ押していた時間は長く、スペインに勝利できれば、また評価は変わる――と、この一戦に懸けている。

「明日はデュエルに勝つことが重要です。スペインにはしっかりとしたオートマティズムがあり、それに逆らわなければなりませんし、私たちには計画があります。それを実行しなければなりません」

 ドイツがスペイン戦で引き分け以下に終わり、日本がコスタリカに勝った場合、日本の2大会連続でのベスト16進出が決まる。一方、ドイツがスペインに勝利した場合、第3戦を終えて日本を含め3チームが2勝1敗で並ぶ可能性も出てくる。

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