55歳KINGカズ三浦知良のポルトガル挑戦を世界中が報じる「ギネス記録を持つ日本の王」

現地に入り交渉へ、横浜FCから期限付き移籍か。

　横浜FCから鈴鹿ポイントゲッターズにレンタルされていたＪリーグ最年長出場記録を持つFW三浦知良(MIURA Kazuyoshi)がこのほど、今冬ポルトガル２部UDオリヴェイレンセに移籍付き移籍するため、現地に渡った。現地の練習環境などをチェックしたうえで合意に至れば、55歳にして欧州リーグで再びプレーすることになる。

　日本での一部報道を受けて、『フォックス』『アス』『デイリーメール』『フットボールインターナショナル』『ア・ボラ』『オ・ジョゴ』など各国有力メディアが一斉にこの話題を報じている。

　2017年３月に作った「リーグ戦での最年長得点記録」が“世界記録”としてギネスに認定されていること、日本では「キング＝王」と呼ばれていること、そして、ブラジルでプロキャリアをスタートさせて、セリエAのジェノアCFCやクロアチアのディナモ・ザグレブでプレーしていたことなどが紹介されている。

　カズは2022シーズン、JFLでリーグ18試合・２得点を記録。日本代表では通算89試合・55得点。

　ONODERA GROUP（小野寺裕司：グループ代表）が横浜FCとともに、オリヴェイレンセの過半数以上の株を取得し経営権を持っている。

　オリヴェイレンセは現在２部リーグ13試合を終えて２勝５分６敗で14位。キング・カズがチームの起爆剤になれるか――。

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