【日本代表】森保監督が続投へ。報ステで何を語った?「監督業は…」。まず優勝狙うアジア杯まで?
森保一監督。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
2024年1or2月にカタールで開催予定。
カタール・ワールドカップ(W杯)をベスト16で戦い終えたサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の選手・スタッフ(ヨーロッパ組の一部を除いて)が12月7日に帰国した。日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長、反町康治技術委員長、日本代表の森保一監督、キャプテンの吉田麻也が到着後に記者会見を行い、大会を振り返るととともに、今後はこの盛り上がりを改めて日本国内のサッカー普及につなげていくことに重点を置きたいと方針も示された。
また、森保監督はそのあと、テレビ朝日の『報道ステーション』に出演。「仮に続投の要請を受けたら引き受けますか?」と質問を受けると、指揮官は「はい、続けたいと思います」と答えた。一方、「ただ、今は正式な話はいただいていないので、監督業はもう少し続けていきたいと思っています」と続けた。JFAも続投を選択肢の一つとしていて、当面はこのまま指揮を執る可能性が高まった。
来年にはカタール・アジアカップ2023が開催予定。本来は6月開催だが、中東開催のためカタールは2024年1月か2月の実施を希望している。前回2019年のUAE(アラブ首長国連邦)大会も冬開催だった。
また、2027年大会の開催地だが、AFC(アジアサッカー連盟)は立候補していたインドが取り止めたと正式に発表したため、サウジアラビアでの開催が事実上決まった。
日本は2011年のカタール大会以来、3大会ぶりの優勝を目指す。開催時期が冬のため、ヨーロッパ組の招集が難しく、加えてJリーグ組もオフ明けという難しさがあるものの、アジアの盟主として、優勝が“ノルマ”になる。森保監督にとっても、今度こそ獲得したいビッグタイトルであり、きっとモチベーションにつながるだろう。
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