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元京都“和製クリロナ”上月壮一郎、シャルケのトップチーム昇格近づく。ライス監督の目に留まる。日本代表DF吉田麻也とチームメイトに!?

昨季まで京都サンガF.C.でプレーした上月壮一郎。現在シャルケⅡでプレー(昨年の天皇杯より)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「日本人タレントがシャルケで輝く」と『スカイ』でもピックアップされる。

 元京都サンガF.C.で現在シャルケⅡでプレーするMF上月壮一郎(KOZUKI Soichiro)が、トップチーム昇格へ近づいている。

 21歳の上月は昨年末に京都を退団。今年に入り、ドイツ5部に相当する1.FCデューレンでプレーし、11試合5得点・5アシストと活躍して4部昇格に貢献。今年の夏、シャルケリザーブチーム(U-23)であるシャルケⅡと契約した。

 すると2022-23シーズン、西地区・地域リーグでこれまで11試合出場して8得点・5アシストを記録。その活躍ぶりが認められて、このカタール・ワールドカップ(W杯)期間、日本代表DF吉田麻也らが不在の間、トップチームのトレーニングに参加してきた。するとオーストリア1部ラピド・ウィーンとのトレーニングマッチで1ゴールを記録するなど、このほど就任したトーマス・ライス監督の目に留まったということだ。

『スカイ』でも、「日本人タレントがシャルケで輝く」と題して、上月の活躍をクローズアップ。リーグ戦が再開される年明け、トップチーム昇格の可能性を報じている。

 シャルケは現在ブンデスリーガ1部、2勝3分10敗の勝点9で断トツの最下位に低迷している。テクニックとスピードを生かしたドリブルを武器に年代別代表にも招集され、“和製クリロナ”とも称されてきた上月が救世主となるか――。

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