【日本代表】W杯出場逃す…小川諒也がFC東京復帰? ポルトガルのヴィトーリアで苦戦中
日本代表での小川諒也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
新たな左SBを獲得か? 地元メディアが1月放出の可能性を報じる。
ポルトガル1部ヴィトーリアSCの小川諒也(OGAWA Ryoya)が来年1月にも退団する可能性が浮上している。同国メディア『ア・ボラ』が12月15日に報じた。
小川は今年7月、FC東京からヴィトーリアに期限付き移籍。2022-23シーズン開幕から臨み、これまでポルトガル1部リーグ6試合に出場。しかしフル出場は、SCブラガ戦(●0-1)の左サイドハーフでの1試合のみにとどまっていた。
同メディアは小川について「ポルトガルのサッカーに慣れるのに苦労しているようだ」と指摘。また、ヴィトーリアのモレノ監督は左サイドバックを補強ポイントに挙げていて、今冬、「新たなオプションを獲得したい意向」で、すでにリオ・アヴェFCのペドロ・アマラルの獲得に向けて交渉しているそうだ。
もしも新戦力が加わると、左サイドバックは3人になり、一人放出することになると予想。そのため小川が1月の移籍マーケットで対象になり、FC東京へのレンタルバックもあり得ると報じている。
小川は森保一監督のもと、日本代表として2021年5試合に出場。そしてFC東京では左サイドバックのレギュラーを務め、長友は右に回っていた。それだけに、ポルトガルへの移籍から、カタールW杯のメンバー入りへの“逆転”も期待されたが、食い込むことはできなかった。
ポテンシャルの高い26歳のレフティは、“大化け”する一つこの先へ突き抜けきれずにいる。むしろ、ここをキッカケに、どのような逆襲を見せるのか――。
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