【鳥栖】ケニア代表45試合出場のDFアクムを獲得「日本屈指のJ1クラブの一員になれて光栄」

サカノワスタッフ

2022年12月16日

サガン鳥栖のエンブレム (C)SAKANOWA

カイザー・チーフスを７月に退団したあとフリーに。

　J1リーグのサガン鳥栖は12月16日、ケニア代表DFアンソニー・アクム（Anthony Akumu）を獲得したと発表した。

　アクムは1992年10月20日生まれ、ケニア出身、30歳。188センチ・85キロ。南アフリカの強豪カイザー・チーフスFCでプレーしたあと今年７月からフリートランスファーとなっていた。

　ケニア代表として45試合に出場。昨年11月に行われたカタール・ワールドカップ（W杯）のアフリカ２次予選の最後の２試合にも出場した現役代表選手。ボランチとセンターバックでプレーし、最近はボランチでの起用が増えている。ケニア代表ではボランチ起用が続いていた。

　アクムは鳥栖を通じて、次のように決意を示している。

「この度、日本屈指のJ1クラブの一員になれることを光栄に思います。このクラブとともに良いシーズンにしていけるよう全力を尽くします。サガン鳥栖ファミリーの皆さまにお会いできることを楽しみにしています。ありがとうございます」

　約半年間のブランクがあり、コンディションとケガが心配ではある。2021シーズンのMVPと得点王を獲得したマイケル・オルンガに続く、守備のスペシャリストとして、ケニアの巨星となって輝くか。楽しみなタレントが鳥栖に加わる。