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【カタールW杯】日本代表の上野優作コーチがFC岐阜の監督に就任「これまでのクラブの歩みを受け継ぎつつ、新たな歴史を作る」。浦和レッズ時代の柏木陽介、宇賀神友弥と再び共闘へ

上野優作氏(後列中央)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

目標はJ2復帰、トップチームを率いるのは初めて。

 日本サッカー協会(JFA)は12月15日、カタール・ワールドカップ(W杯)の日本代表(SAMURAI BLUE)でコーチを務めた上野優作氏(UENO Yusak)が2023シーズンからJ3リーグのFC岐阜で監督を務めることが決定したと発表した。

 49歳の上野氏がトップチームを率いるのは初めてになる。現役時代は真岡高校、筑波大学を経て、アビスパ福岡、サンフレッチェ広島、京都パープルサンガ(現:京都サンガ)、アルビレックス新潟、栃木SCでプレー。これまで栃木アカデミーダイレクター兼ユース監督、栃木ヘッドコーチ、浦和レッズユースコーチ、浦和レッズ育成ダイレクター兼ユース監督、浦和レッズヘッドコーチ、そして日本代表コーチを務めてきた。

 上野氏は次のようにコメントしている。

「2年間、日本を代表する選手たちの『最高の仕事』をサポートできたことを誇りに思います。また、森保監督が作り出す、選手とスタッフの一体感は、日本の良さであり強みであることを深く心に刻むことができました。森保監督、代表選手スタッフの皆様、これまで関わった全ての皆様、ありがとうございました」

 また、岐阜のサポーターへ次のように決意を示している。

「FC岐阜に関わる全ての皆さん、はじめまして。2023シーズンより、FC岐阜の監督として指揮を執らせていただく上野優作です。監督初挑戦となる私にチャンスを与えてくださった小松社長をはじめクラブ関係者の方々に感謝しています。同時に身の引き締まる思いが日々強まっています。

 これまでのクラブの歩みを受け継ぎつつ、新たな歴史を作る覚悟を持って臨みます。ホームの長良川競技場で、『躍動感のあるフットボールを展開し、アグレッシブにゴールを目指すチーム』を作っていきたいと思います。

 目標であるJ2復帰に向かって、選手、スタッフ一丸となって戦っていきます。共に闘いましょう!」

 小松裕志社長は次のように上野監督招へいの理由を説明している。

「いつもFC岐阜へご支援、ご声援をいただき、誠にありがとうございます。来シーズンの新監督として上野優作氏をお迎えすることとなりました。上野氏は栃木SC、浦和レッズでトップチームからアカデミー、また皆様のご記憶にも新しいFIFAワールドカップカタール2022において、日本代表のコーチとしてベスト16の成績を収めたチームを支えるなどの幅広い指導実績がございます。  

 上野新監督には豊富な指導力とリーダーシップにより、攻守においてアグレッシブで、応援してくださる全ての皆様の心を動かすようなサッカーを期待しています。

 クラブとしても来シーズンは目の前の試合の勝敗に一喜一憂することなく、FC岐阜のサッカースタイルを確立していくためにしっかりチームをサポートしていきます。

 これからもクラブとひとつになって共に闘っていただきたく、引き続き熱いサポートをよろしくお願い申し上げます」 

 岐阜には、浦和でともに戦った元日本代表の柏木陽介、宇賀神友弥らが所属している。

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