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日本代表MF遠藤航、カタールW杯明け初ゴール。なぜ、アシストのアハマダが退場に!? シュツットガルト痛恨、数的不利からホッフェンハイムに追い付かれる

シュツットガルトの遠藤航。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

自らボールを奪って駆け上がり、得点も決める! DF伊藤洋輝もフル出場。

[ブンデスリーガ 17節] ホッフェンハイム 2-2 シュツットガルト/2023年1月24日20:30(日本時間25日4:30)/ライン・ネッカー・アレーナ

 ドイツ・ブンデスリーガ1部17節、VfBシュツットガルトのカタール・ワールドカップ(W杯)日本代表MF遠藤航がTSGホッフェンハイム戦、鮮やかなミドルを突き刺して、ウインターブレイク明け初となる今季3点目を決めてみせた。シュツットガルトは2-1とここで逆転に成功したが、思わぬ形で一人退場処分に。それが響いて試合終了間際に失点を喫し、2-2で引き分けた。シュツットガルトの伊藤洋輝もセンターバックでフル出場している。

 1-1で迎えた77分、遠藤が中盤でのチェイシングからボール奪取に成功。そこから駆け上がると、右サイドのナウイロ・アハマダからのクロスにダイレクトで合わせ、ボールは右から巻くように放物線を描き、ゴール隅へ吸い込まれた。

 ところが、この5分前に主審への異議でイエローカードを受けていたアハマダが、ゴールセレブレーションの際に看板に上って歓喜し、さらに3000人のサポーターが駆け付けた観客席まで行ってしまう。この行為に対し、主審が2枚目のイエローカードを提示し、なんと退場処分に。20歳と若いフランス人MFのいずれも不要な警告で、アウェーチームは数的不利に立たされる。

 シュツットガルトは伊藤を中心になんとか踏ん張ったものの、90+4分、完全に守りに入ったところで失点……。勝利を目前にして、3ポイントを失ってしまった。

 遠藤はリーグ16試合・3得点、伊藤は同15試合出場。シュツットガルトは3勝7分7敗の勝点16で暫定14位。

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