【採点】地元メディアが吉田麻也に怒りのワースト評価「CBの連係が全く取れていなかった」。シャルケ守備崩壊、2試合連続の大量失点
吉田麻也。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
上月にブンデス初ゴールも、ホームでライプツィヒに6失点。ラインを下げてシュートを打たれる悪循環に陥る。
[ブンデスリーガ 17節] シャルケ 1-6 ライプツィヒ/2023年1月24日18:30(日本時間25日2:30)/フェルティンス・アレーナ
ドイツ・ブンデスリーガ1部17節、シャルケ04はFW上月壮一郎がリーグ初ゴールを決めたもののRBライプツィヒに1-6の大敗を喫した。中断明け初戦のアイントラハト・フランクフルト戦での3失点に続いての複数失点で痛恨の連敗。1部残留への巻き返しに向けて、1月の反転攻勢に失敗した。
地元メディア『ルール24』はこの試合に出場したシャルケ全選手を採点。「1」が最高、「6」が最低点で、FW上月にチーム最高点タイ「3.5」をつけた。一方、センターバックでフル出場した日本代表DF吉田麻也にはチームワーストの「6」がつけられた。ドイツの採点は、多くが「5」までで収められるため、あまり目にすることのない厳しい評価が下された。
同メディアは吉田について、次のようにコメントしている。
「(先制点を決められた)7分にはすでにセンターバックのヘニング・マトリチャーニとの連係が全く取れていなかった。アンドレ・シウバにほぼ無条件でゴールを決められた。これはロイヤルブルーの崩壊への始まりに過ぎず、ディフェンスリーダーの吉田は常に試合をコントロールできずにいた」
ラインを下げてボールに行けず、しかもそこでシュートを打たれて決められてしまう。そんな悪循環の守備が続き、吉田自身も修正できなかった。カタール・ワールドカップ(W杯)では日本代表としてベスト16進出に貢献したが、今季加入したシャルケでは、まだチームの力になれずにいる。