【横浜F・マリノス】GK高丘陽平が移籍交渉のため離脱。MLSバンクーバーに加入へ

「海外クラブへの移籍を前提にした交渉と準備のため、チームを離脱」

　2022シーズンのJ1リーグ王者、横浜F・マリノスは２月４日、GK高丘陽平が海外クラブへの移籍を前提にした交渉と準備のため、チームを離脱すると発表した。正式に決定次第、発表される。

　アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』は１月23日時点で、メジャーリーグサッカー（MLS）のバンクーバー・ホワイトキャップスが「GK高丘陽平と契約を結ぶことを目指している」と報じていた。

　バンクーバーでは、昨年リーグ15試合に出場したコーディ・クロッパーが退団。背番号「１」をつけるトーマス・ハサルと正守護神を争うタレントを欲していたなか、高丘が浮上していた。

　バンクーバーは2022シーズン、ウェスタンカンファレンス９位。2016シーズンには、昨年亡くなられた前テゲバジャーロ宮崎の工藤壮人さんがプレーしている。

　26歳の高丘はサガン鳥栖を経て、横浜FMに加入。２年連続で正守護神として活躍し、昨季はリーグ全34試合に出場して優勝に貢献し、ベストイレブンを受賞した。