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ギアクマキス逃したサンプドリア、元レアル・マドリードのヘセ・ロドリゲスを獲得へ

(C)SAKANOWA

今冬のFW補強はサム・ラマーズに続いて2人目。

 イタリア・セリエAのUCサンプドリアは2月9日、レアル・マドリードやパリ・サンジェルマンでプレーした経験を持ち現在フリートランスファーとなっているスペイン人FWヘセ・ロドリゲス(Jese Rodriguez)の獲得に向けて、交渉も大詰めを迎えているという。

 現在降格圏19位(20チーム中)に低迷するサンプドリアは今冬の移籍マーケットで実に8人を補強。しかし「個人合意」に達したFWギオルゴス・ギアクマキスだが、移籍金で浦和レッズを上回れず、セルティックFCとクラブ間合意に達せず断念していた。

 そうしたなか、移籍情報を専門とするジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏(@FabrizioRomano)が9日、ヘセはすでにイタリア入りし、メディカルチェックを受けるとレポートした。

 サンプドリアは今冬、FWタイプでは、オランダ1部のSCヘーレンフェーン時代に16ゴールを記録しているオランダ人FWサム・ラマーズ(Sam Lammers)(今季前半はエンポリFCへレンタル)をアタランタBCからローンで獲得。しかも背番号「10番」を託した。しかし、それでは物足りず、フリートランスファーとなっていた前トルコ1部MKEアンカラギュジュのアタッカーを補強しようとしている。

 ヘセは左ウイングが主戦場で、前線のあらゆるポジションにも対応可能だ。U-21スペイン代表にも選ばれた経験を持つ現在29歳のアタッカーが、救世主になることができるか。

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