ジダンが来季レアル・マドリード復帰!?条件とは…。前体制下ではヴィニシウス、ロドリゴ、久保建英ら10代を続々抜擢
パリでのバロンドール授賞式に出席した際のジダン氏。 (Photo by Aurelien Meunier/Getty Images)
首位バルサと8ポイント差、アンチェロッティ監督解任も!?
ジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)氏が2023-24シーズン、レアル・マドリードの監督に復帰する!?
スペインメディア『SPORT』が2月10日、レアル・マドリードがジダン前監督を復帰させるプランを検討していると報じた。
レアル・マドリードとジダン――。同メディアは「成功を収めタイトルを獲得してきたこのコンビの噂は今なお絶えない」として、ラ・リーガではバルセロナに8ポイント差をつけられて2位、スーパーカップも敗退した現状を指摘。カルロ・アンチェロッティ監督について、「フロレンティーノ・ペレス会長が解任する思い切った決断を下す可能性も出ている」というのだ。
いずれにせよ、現指揮官のこの先の去就によっては「ジズーが後釜として検討される」のは間違いない。何よりジダン氏が狙っていたとされるフランス代表監督のポストだが、カタール・ワールドカップ(W杯)準優勝でディディエ・デシャン監督の続投が決まり、結局、現在フリーのままとなっている。
また同メディアは、オリンピック・リヨンでプレーする19歳のフランス人MFラヤン・チェルキと、レアルが契約を結べれば「(ジダン氏が)サンティアゴ・ベルナベウのベンチに戻るのを嫌がらないだろう」というのだ。
ジダン体制下のレアル・マドリードは10代だったヴィニシウス、ロドリゴがトップチームに抜擢されて、チームもそのタレントたちも急激に進化を遂げていった。EU外の外国籍選手枠の問題で選手登録できなかったものの、17歳だった久保建英もプレシーズンマッチで起用され、ジダン氏はその才能を高く評価していた。
選手の年代を問わず、その人心掌握術も長けている。レアル・マドリードでありサッカー界のレジェンドが、再び白い巨人を統率する日が来るのか――。