VAR長考…堂安律が決勝PK獲得!原口・遠藤・伊藤…シュツットガルト日本人3選手フル出場も3連敗
堂安律。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
ホームチームがグリフォPK2ゴールで逆転勝利。
[ブンデスリーガ 20節] フライブルク 2-1 シュツットガルト/2023年2月11日15:30(日本時間23:30)/オイローパ・パルク・シュタディオン
ドイツ・ブンデスリーガ20節、SCフライブルクの日本代表MF堂安律が決勝PKを獲得する活躍をした。シュツットガルトは日本代表の遠藤航と伊藤洋輝、さらに原口元気がフル出場。しかし先制しながらもPK2本を決められて逆転負けを喫した。
1-1で迎えた80分、スルーパスに抜け出た堂安が相手DFの足にかかる形で転倒。主審は一旦ノーファウルと見て流したが、そこでVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が発動。最後はOFR(オン・フィールド・レヴュー)になって、主審はかなり時間をかけて、何度もVTRをチェック。ややファウルよりのビデオ再生の繰り返しがあり……約4分間を経てPK判定に。堂安はしてやったり、シュツットガルトにとっては不運(そこにパスを放たれたのも問題だが)とも言えた明暗を分けるジャッジに。
そしてヴィンチェンツォ・グリフォがこの日2本目のPKを決めて、結局これが決勝点となった。
堂安はPKを獲得したものの無得点で90分に交代。チームは公式戦2連勝。一方、シュツットガルトの日本人選手3人はフル出場したが、リーグ5試合勝ち星なしで3連敗。