内田篤人氏が“凱旋”「思い入れのあるシャルケに『ユニクロサッカーキッズ』を通して戻れて、とても良かった」
内田篤人氏がドイツで子供たちと交流。(C)JFAユニクロサッカーキッズ
子供たちと6対6、全試合に参加。
未就学児向けのサッカーフェスティバル「JFAユニクロサッカーキッズ」が2月11日、20周年を記念する特別版としてドイツ・ゲルゼンキルヘェンのフェルティンス・アレーナで開催された。このフェスティバルのヨーロッパ開催は初めて。同スタジアムをホームとするシャルケ04でプレーした内田篤人氏が、現地の子供たちと交流して楽しいひと時を過ごした。
元サッカー日本代表の内田氏はJFAユニクロサッカーキッズのキャプテンを務める。現役時代にはシャルケの主力として、DFBカップ制覇、クラブ史上最高のUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)ベスト4進出を果たしている、本人にとっても思い出のクラブであり、スタジアムである。
JFAユニクロサッカーキッズは、ユニクロが協賛し、日本サッカー協会が主催する取り組みで、2003年から実施されてきた。今回は20周年記念にふさわしい特別企画となって盛り上がった。
サッカーを初めて体験する子供を含む72名が、6対6のミニゲームを通して、サッカーの楽しさに触れた。鹿島アントラーズやウニオン・ベルリンにも在籍した内田キャプテンは全ての試合に参加し、会話を交えてプレーしながら子供たちと楽しそうに交流を深めた。ユニクロは特別協賛社として、参加した全員にユニフォームとしてドライEX Tシャツを提供している。
また子供たちをスタジアムのツアーに招待し、普段は立ち入れないプレーヤーズトンネルなどを案内した。ユニクロは「今後も、日本サッカー協会や内田キャプテンとともに、スポーツを通じて子供たちの夢や自立心を育み、より良い社会の実現に貢献していきます」と、イベントを継続させていきたいという。
内田氏は「思い入れのあるシャルケに、『ユニクロサッカーキッズ』を通して戻ってくることができ、とても良かったです。このような素晴らしい環境でプレーした子供たちが、少しでもサッカーに親しみを持ち、チームプレーの楽しさを知ってもらえたら嬉しいです」と、ドイツでの交流を喜んだ。