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【浦和】スコルジャ監督「F1好き」。サッカーの志向性やスタイルとの共通項は…

浦和のスコルジャ監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「伝説的なサーキット。来週、富士スピードウェイに行きたい」

 J1リーグ浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督が3月14日、公開練習のあと取材に応じて、週末のアルビレックス新潟戦への抱負などを語った。そのなかで日本政府による新型コロナウイルス対策が緩和されたなか、指揮官がプライベートで楽しみにしていることは? と質問をしてみた。サッカーの話をする際は眉間にキリっと力の入る指揮官だが、この時は、頬をほころば穏やかで嬉しそうに語ってくれた。

「例えば来週、富士スピードウェイに行こうと思っているんです。伝説的なサーキットですからね。ニキ・ラウダとジェームス・ハントの伝説的なレースが行われた場所で、一度訪れたいと思っていました。(F1が好き?) 9月24日も楽しみです。日本グランプリが行われる日。機会があれば、日本でのグランプリを見てみたいです」

 51歳のポーランド人指揮官は、F1はスピードに加えテクニックも必要とされるところが魅力だと言う。

「F1は好きです。スピードのみならず、レース中の戦術的な判断も面白いです。非常にエキサイティングなスポーツだと思います」

「(サッカーとの共通点を感じる?)プレッシャーがかかる時間のない状況下で瞬時に判断を下すところは面白いです。例えば、いつタイヤを交換するのか。それはいつ選手を交代するのか、ということと共通しているところでもあります」

 究極の最高速度の中で瞬時かつ正確に判断し、ベストな道を選択してゴールを目指す――。スコルジャスタイルとも、そのあたりが共通項となってきそうだ。

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