【日本代表】新オプション、久保建英のFW起用を見たい。28日コロンビア戦で満を持して出場へ
コロンビア代表戦、日本代表の「こんな布陣を見てみたい」。(C)SAKAOWA
FIFAランキングは日本20位、コロンビア17位。
[キリンチャレンジ杯] 日本代表 – コロンビア代表 /2023年3月28日19:20/ヨドコウ桜スタジアム
森保一監督率いる第2章の幕開け、キリンチャレンジカップ2023の2試合目、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が3月28日、コロンビア代表と対戦する。FIFAランキングは日本20位、コロンビア17位。
24日のウルグアイ代表戦は、フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード)に先制点を決められたものの、途中出場組が発奮。伊東純也(スタッド・ランス)のクロスを西村拓真(横浜F・マリノス)が左足でねじ込んで追い付き、1-1で引き分けた。
森保一監督は当面、一次政権から引き続き4-2-3-1を基本布陣で戦っていくことを明言。そのなかで新たな取り組みをしていくという。ウルグアイ戦では、三笘薫の先発起用、サイドバックが攻撃時に中央にポジションをとってのビルドアップなど様々なトライも見られた。
一方、ぜひオプションとして見てみたいのが久保建英のFW起用だ。
今季レアル・マドリードから完全移籍したレアル・ソシエダでは、2トップの一角を担って結果を残してきた。イマノル・アルグアシル監督は右MFをはじめ、他にもトップ下や左MFで起用。これまでのところ、トップ下ダビド・シルバ、FW久保&アレクサンデル・セルロートというトライアングルがハマり、チームを牽引してきた。
久保はリーグ23試合・5得点・5アシスト。レアル・ソシエダはまさに久保のFW起用で7試合ぶりの勝利を掴み、現在UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場圏内の4位につけている。
トップ下の鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト)、ストライカータイプの上田綺世(セルクル・ブルージュ)らとの併用など選択肢や可能性も広がる。
また三笘は4-3-3や4-2-3-1の左ウイングで結果を残してきたが、彼の単独突破頼みの攻撃には、ややチームとしての行き詰まり感も出ている。4-4-2の左MFでどのような化学反応を起こすのか――。そういったトライもぜひ見てみたい。
ウルグアイ戦を欠場した久保だが、コロンビア戦では満を持して出場することが決定的に。日本代表は28日、この3月シリーズ最終となる大阪のヨドコウ桜スタジアムでのコロンビア代表戦に臨む。