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日本代表MF鎌田大地の補強策にも影響か。トッテナムがコンテ監督を解任

鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

マーケットが開くたび、常に獲得が噂されてきたが…。

 イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCは3月26日、成績不振によりイタリア人のアントニオ・コンテ監督を解任した。残りのシーズンはクリスティアン・ステッリーニが監督代行、ライアン・メイソンがヘッドコーチを担う。

 2021年11月から率いたコンテ監督のもと、トッテナムは今季のUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を獲得し、ラウンド16にも進出した。しかし先日ACミランに敗れ、その時点でクラブの目標としていた「タイトル獲得」ならず。今季の無冠が確定したことで、今回、双方合意のもと契約解除が決定した。

 トッテナムのダニエル・レヴィ会長はクラブ公式サイトで、「プレミアリーグの残り10試合、チャンピオンズリーグ出場権獲得に向けた戦いが待っています。私たち全員で力を合わせ、クラブと素晴らしい忠実なサポーターのためにも最高の結果を出すためステップアップしていきます」とコメントしている。

 後任にはドイツ人のトーマス・トゥヘルが候補に挙がっていたが、バイエルン・ミュンヘンのユリアン・ナーゲルスマンの電撃解任からの監督交代劇により奪われてしまった。最近の補強を含め、決断を遅らせて後手に回りがちなスパーズの強化策がまたも裏目に出た形だ。

 また、2年前から移籍マーケットが開くたびにドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地の名前がトッテナムの補強リストにあると言われ、獲得が噂されてきた。

 その補強策もコンテ解任によって、影響が出てきそう。イングランド代表FWハリー・ケインにも移籍の噂が出ているだけに、後任監督の意向も踏まえ、補強も進められそうだ。

 トッテナムは現在リーグ戦15勝4分9敗の勝点49で、CL出場権圏内の4位につけている。

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