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【浦和】酒井宏樹は次節の福岡戦で復帰か。スコルジャ監督が示唆「次の試合で戻ってくれれば」

浦和の酒井宏樹。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

G大阪に逆転勝利、「後半は非常に良かった。とてもアグレッシブに決意を持ってプレーしていた」。

[J1 13節] 浦和 3–1 G大阪/2022年5月14日16:00/埼玉スタジアム

 J1リーグ13節、浦和レッズがアレクサンダー・ショルツのPK弾、さらに大久保智明、安居海渡のゴールで、ガンバ大阪に3-1の逆転勝利を収めた。優勝したAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)でのアル・ヒラルとの決勝2試合を終えたあと、サガン鳥栖に敗れたものの、リーグ2試合ぶりの白星を掴んだ。

 マチェイ・スコルジャ監督は試合後の記者会見で、「最初に失点してしまったが、そこであきらめずしっかり前を向いたことで3ゴールを決められました。その部分を嬉しく思います」と語って頷いた。

「前半からゲームコントロールをしようとしたものの、プレースピードが上がらず決定機を作れませんでした。相手のディフェンスラインの背後へ抜ける動き、スペースを使う動きが少なかったため、そのような状況が起きました。予想外のカウンターから失点を喫し、そのあと少しナーバスになってしまいました」

 ただ2ゴールを追加した(ホセ・カンテの幻のゴールもいい流れだったが…)後半の試合内容に、指揮官は「非常に良かった」と評価した。

後半は非常に良かったと思います。とてもアグレッシブに決意を持ってプレーし、多くのボールを奪えました。3点目を取った後はボールをキープし、ゲームをコントロールしようとしました。チームにとって難しい時期でしたが、メンバーを入れ替えて戦い、サガン鳥栖戦の敗戦のあと、今日勝てて良かったです」

 連敗を阻止するとともに、再び上位戦線へ殴り込みだ――。スコルジャ監督はこの勝利に安堵し、小さく笑みを浮かべた。

 またACL決勝2試合に先発したカタール・ワールドカップ(W杯)日本代表の酒井宏樹だが、リーグ戦は2試合連続で欠場している。

 キャプテンでもある右サイドバックの状態について問われると、指揮官は「宏樹に関しては、次の試合(20日のアウェー、アビスパ福岡戦)に戻ってきてくれればと思っています」と答え、次のように続けた。

「(ACL決勝第2戦から)7日間ほぼ同じメンバーで3試合プレーしていることを考えると、よくやってくれていると思います。そのなかでもセンターバックのマリウス(ホイブラーテン)と(アレクサンダー)ショルツについては、我々のプレーシステムのキープレーヤーとなっているので、できるだけ起用したいと考えています」

Posted by 塚越始

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