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【浦和】関根貴大“あの選手”のドリブルを「意識」して興梠弾アシスト

浦和の関根貴大。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「一瞬で抜けたいい感覚。上手くいったなと思いました」

[J1 6節] 柏 0-3 浦和 /3月31日19:00/三協フロンテア柏スタジアム

 J1リーグ6節、浦和レッズが興梠慎三、アレックス・シャルク、明本考浩のゴールで、柏レイソルに3-0の勝利を収めた。

 公式戦3試合連続で先発出場した関根貴大(Takahiro SEKINE)は、44分、左サイドバック明本のヘッドでの落としに対し、インナーラップからペナルティエリア内を縦に進入。そこからマイナスのクロスを放ち、興梠の決勝先制ゴールをアシストした。

「前線の選手がゴールを取れたことが大きいです。もちろん僕もトモ(大久保智明)もまだ取れていませんが、慎三くんとこの間はブライアン(リンセン)がまず決めてくれた。やはり前にいる選手が点を取れるチームは、こうして乗っていけます。だから、そこは(中盤として)意識しています。慎三くんが見えたらパスを出そうと思っていましたし、僕のボールが良かったわけではないのに決めてくれて感謝しています」

 明本がタッチライン際まで開いた幅を活用し、内側を縦に突き抜けるドリブルを披露。関根は「あれは汰木(康也/ヴィッセル神戸)くんのドリブルを意識しました。一瞬で抜けたいい感覚。上手くいったなと思います」と明かした。

 いくつかのプレーの選択肢があるなか、最も攻撃的な手を選択。柏守備陣を混乱に陥れて、「そのあとのクロスはよく見えていました」という興梠へのラストパスにつなげた。

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 今月19日には28歳の誕生日を迎える。再び存在感を示してきたレッズのアタッカーにとっても、好調ぶりを示す今季初アシストに。

 チームはリーグ4連勝。この勢いは4月も継続させたい。5日はルヴァンカップ・グループステージ3節で川崎フロンターレ、9日はリーグ7節のアウェーで名古屋グランパスと対戦する。

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