【浦和 ACL決勝】興梠慎三「多くは語れないが、第1戦とは違う試合を見せられると思う。期待してほしい」
ACL決勝第2戦前日の記者会見に出席した(左から)浦和のスコルジャ監督、興梠慎三、アル・ヒラルのアリ・アル・ブライヒ、ラモン・ディアス監督。(C)SAKANOWASAKANOWA
「0-0でいいという気持ちは捨てたほうがいい」
[ACL決勝 第2戦] 浦和 – アル・ヒラル/ 2023年5月6日18:00/埼玉スタジアム
浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督、興梠慎三が5月5日、試合前日のプレスカンファレンスに出席して、翌日のAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝のアル・ヒラルとの第2戦に向けて抱負を語った。
リヤドでのゲームは1-1のドローに終えて、日本への帰還を果たした。興梠はこの結果について「(なぜ攻撃的に出なかったのか?との問いに)アル・ヒラルは個の能力が高く、なかなか勝てない相手。早い時間に1点取られたものの、そこでバランスを崩して2点、3点取られるのは嫌でした。ラッキーでしたが、それがアウェーの戦いだと思っているので、ファーストレグはすごくいい試合ができたと思っています」と振り返った。
今大会はアウェーゴールルールが採用されるため、浦和はスコアレスでもタイトルを獲得できる。そしてその“半歩有利”で第2戦を迎える状況について、浦和の30番は次のように語った。
「0-0でいいという気持ちは捨てたほうがいい。もちろん僕たちのホームで、6万人の前でできますが、0-0でいいという気持ちは捨てないといけない。
守備はゼロで抑えて、得点を決めて勝ちたいと思います」
そして興梠は「多くは語れませんが、第1戦とは違う試合を見せられると思います。期待してほしい」と強調した。
「アウェーの地ではなかなかいい攻撃ができませんでした。(ミスから得点できたという質問に対し)僕もそう思います。ここではそんなに多くは語れませんが、ファーストレグとは違う試合を見せられると思います。期待してほしいです」
アル・ヒラルとは2017・2019年に続き自身三度目の対戦に。「とても強くてリスペクトしています。ただ恐れることはありません」と挑む覚悟の36歳のストライカーは、「アウェーにもたくさんのサポーターが来てくれました。2019年の決勝で負けた時、僕ら以上にサポーターが悔しい思いをしたはずです。そのサポーターのためにも必ず勝ちたいと思います」と勝利を誓った。