【浦和1-1湘南】レッズ17歳の早川隼平が初ゴール!! 山田直輝は古巣から先制弾
ルヴァンカップ川崎戦でデビューした時nの早川隼平のインスタグラムでの投稿より(アカウントは @junpei_hayakawa14)。
鈴木彩艶、ソン・ボムグン、両ゴールキーパーが活躍。
[ルヴァン杯 GS4節] 浦和 1–1 湘南/2023年4月19日19:30/埼玉スタジアム
ルヴァンカップのグループステージ(GS)4節、浦和レッズ – 湘南ベルマーレ戦は、両チームともに数多くの決定機を作り出していき、湘南は『10番』山田直輝のスライディングショット、浦和はユース所属の17歳・早川隼平のトップチーム公式戦初ゴールでそれぞれゴールを決め、1-1で引き分けた。
リーグ戦の間のミッドウィークに組まれた一戦。浦和にとっては、AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝のアル・ヒラル戦(4月29日アウェー・5月6日)を前に、主力に食い込みうる戦力を見極める貴重な実戦の場に。
対する湘南は同様にターンオーバーをしているものの、5-3-2で守り、ボールを持つと攻撃のスイッチが入り、ピッチの幅を最大限に活用しながらスピードを加速させるスタイルが浸透。すると開始3分、右ウイングバックの岡本のクロスが浦和DFに当たってファーに流れると、馬渡和彰のクリアできなかったボールを山田が詰めてゴールネットを揺らす。
その後は両チームともにチャンスを作り出していく。
特にホームチームは、先発起用されたホセ・カンテが空中戦で競り勝ち、起点役になるなどフィット。数多くの決定機が作られていく。しかし25分、早川隼平の決定的なシュートは、GKソン・ボムグンに阻まれる。さらに32分には波状攻撃からモーベルグのショットのこぼれ球を、ホセ・カンテが詰めてゴールネットを揺らしたが――オフサイドのファウルに。
それでも浦和の攻撃は鋭さを増していく。そして43分、ホセ・カンテが競り勝ったあと、ダヴィド・モーベルグのシュートの跳ね返りを、早川が冷静に流し込んでゴール! チームに躍動感をもたらしていた浦和ユース所属の17歳アタッカーが、値千金の同点弾を決めてみせた。
後半も互いに攻め合い決定的なチャンスを作っていく。浦和のGK鈴木彩艶がビッグセーブを連発。そしてアディショナルタイム、途中出場の荻原拓也が直接フリーキックを狙ったが、再びソン・ボムグンの好守に阻まれてしまう。
結局試合はそのまま1-1の引き分けに終わった。湘南は1勝3分で勝点6、浦和は4引き分けで勝点4。2ポイント差で4チームがひしめき合い、残り2試合に。
両チームのメンバーと審判団は次の通り。
▽浦和レッズ
▼先発メンバー
GK
12 鈴木彩艶
DF
6 馬渡和彰
4 岩波拓也
13 犬飼智也
66 大畑歩夢
(62分 26 荻原拓也)
MF
40 平野佑一
(62分 14 関根貴大)
22 柴戸海
10 ダヴィド・モーベルグ
(62分 15 明本考浩)
25 安居海渡
35 早川隼平
(73分 3 伊藤敦樹)
FW
11 ホセ・カンテ
(73分 9 ブライアン・リンセン)
▽ベンチメンバー
GK
16 牲川歩見
DF
20 知念哲矢
▼監督
マチェイ・スコルジャ
▽湘南ベルマーレ
▼先発メンバー
GK
1 ソン・ボムグン
DF
16 山本脩斗
8 大野和成
32 松村晟怜
MF
6 岡本拓也
(89分 28 吉田新)
88 小野瀬康介
(73分 13 平岡大陽)
15 奥野耕平
10 山田直輝
(73分 25 若月大和)
26 畑大雅
FW
9 山下敬大
(62分 18 町野修斗)
29 鈴木章斗
(89分 30 鈴木淳之介)
▼ベンチメンバー
GK
31 立川小太郎
DF
4 舘幸希
▼監督
山口智
[審判団]
▼主審
笠原寛貴
▼副審
唐紙学志、亀川哲弘
▼第4の審判員
上原直人