【浦和 ACL決勝】内田篤人が興梠慎三を語る「ちょっと野性的」。ピッチ外では…
浦和の興梠慎三。写真：上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
明日29日深夜、アル・ヒラルと第１戦。安田理大「分かっていても止められへん。よく騙されたわ」
[ACL決勝 第1戦] アル・ヒラル – 浦和 ／ 2023年４月29日20：30（日本時間30日2:30）／キング・ファハド国際スタジアム
AFCアジアチャンピオンズリーグ（ACL）決勝の第１戦、アル・ヒラル（サウジアラビア１部）- 浦和レッズ（日本 ／ J1リーグ）が日本時間４月29日26時30分（30日午前２時30分）から、サウジアラビア・リヤドのキング・ファハド国際スタジアムで行われる。浦和のホームゲームとなる第２戦は５月６日18時から埼玉スタジアム。
浦和は４月23日の等々力陸上競技場での川崎フロンターレ戦のあと、６時間ある時差調整もありそのまま空港に向かって出国。中東でミニキャンプを行い、27日、現地サウジアラビア入りした。
この試合を独占中継するDAZNでは、人気コンテンツ『内田篤人のFOOTBALL TIME』にてプレビューを特集し、元日本代表の内田と安田理大が出演。内田は鹿島アントラーズ、安田はガンバ大阪でACL制覇を果たしていて、今回、興梠をピックアップしている。
内田「働くねえ、あの人も」
安田「オレらより年上やで」
内田「本当にすごい」
安田「ホンマ、上手いからなんでもできる。分かっていても止められへん。よく騙されたわ。めっちゃ落ち着いている、ゴール前で。今年（７月31日で）37歳やろ」
内田「体のケア、しないんだよね。見てよ腹。関係ないってことですよ」
今季の柏レイソル戦での圧巻ゴールなどをVTRで振り返りながら、二人はそのように興梠のパフォーマンスなどについて語り合っている。
また鹿島でチームメイトだった内田は興梠について、ピッチ外では「性格的なところでは、とても面倒見がいいです。後輩にすごく優しい。何回も気をかけてくれました」という。
そしてピッチ上では、「プレーに関して言うと、ちょっと野性的。ターンが上手いし、落としも柔らかい、スピードももちろんある。万能型です」と評していた。
また、VTR出演した興梠が内田へ一言。「鹿島で一緒にやっていて年齢も近く、３連覇も経験しています。３連覇した時、篤人からのボールを僕が決めて３連覇を決めています。そのシーンは僕にとっても思い出として残っています」と振り返った。そして「サッカー選手の時より儲かっているんじゃないですかね。テレビで拝見していて、元サッカー選手というよりも今は芸能人っぽく、素晴らしい活躍をしていると思います」とも突っ込んでいた。
今季リーグ戦は全９試合に出場し、直近７試合連続で先発。浦和のセンターフォワードとして最前線に立ち、前回アジア王者を相手にゴールを狙う。アウェーゴール・ルールが採用されるだけに、一発……あわよくば２ゴールをもたらすぐらいの活躍を期待したい！