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【鹿島】2トップ採用で覚醒、鈴木優磨「サポーターの声援を力に変えられた」。ガンバ大阪から渾身ヘッド弾、4-0大勝に導く

鹿島の鈴木優磨。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

3試合連続ゴール、垣田裕暉の献身に「あの動きがなければフリーになれなかった」と感謝。

[J1 10節] 鹿島 4-0 G大阪/2023年4月29日19:00/カシマサッカースタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズが怒涛の4ゴールで、ガンバ大阪に4-0の勝利を収めた。リーグ戦のホームでの勝利は昨年8月以来で、今季初の連勝。渾身のジャンプヘッド弾を叩き込み、貴重なチーム2点目をもたらしたFW鈴木優磨は「サポーターの声援を力に変えて、躍動感溢れるサッカーができました」と熱い声援を送り続けた“同志”に感謝した。

 1-0で迎えた64分、名古新太郎が右サイドから滞空時間の長いフワッとしたクロスを上げる。垣田裕暉はニアに駆け込んで相手を引き出し、その背後にいた鈴木がDFに競り勝つ高い打点のジャンプヘッドで合わせ、日本代表GK谷晃生の牙城を攻略した。

 鈴木は試合後、ホッと安堵の笑みを浮かべた。

「勝てて良かったです。相手がボールを握っていましたが、そこから縦パスが入るわけでもなく外回しだったので、全然嫌ではなかったです。チームがあそこで耐えて後半追加点を奪って勝てたのはデカいです。これが(岩政)大樹さんになって目指しているアントラーズだと思っています。1点ではなく追加点を取りに行く。交代選手も前のめりにどんどん仕掛けていく。それが僕らの目指している躍動感溢れるサッカーだと思います」

 その一方で鈴木は「まだまだ」とも強調。「一歩踏み出しただけ。次負けたら意味がありません。順位表は今は気にせず目の前の相手を叩くことだけに集中します。次すぐ試合が来ます。喜びすぎず準備したいです」と気を引き締めていた。

 これで3試合連続ゴールに。システムを4-4-2に変えて、鈴木がより中央のエリアに集中して仕事ができるようになった。

「ゴール前に専念できているのはデカいです。(仲間)隼斗くん、名古ちゃん、垣田が犠牲になるようなランニングをしてくれました。今日の(ゴール)シーンも、垣田が3人ぐらいニアに連れてくれて、あの動きが本当に大事でした。あれがなければ僕はフリーになれていませんでした。そのお陰で点が取れていると思います」

 リーグ戦は4勝1分5敗。勝率5割まで、あと1勝に。次節5月3日はアウェーでの北海道コンサドーレ札幌戦だ。

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「今は自分のコンディションに目を向けています。それがいい結果につながっていると思います。(この日の応援について)サポーターの声援を力に変えて躍動感溢れるサッカーができました。まだまだここで止まらず連勝で突き抜けられるように。苦しい時は必ず来ますが、前回(ヴィッセル神戸戦)の悔しさを忘れず、そういう時こそ軌道修正できるようにチーム全員でやっていきます」

 鈴木の歓喜の咆哮がカシマスタジアムで、もちろんアウェーでも、5月はたくさん聞かれるはずだ。

Posted by 塚越始

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