×

【浦和 ACL】スコルジャ監督が5/6埼スタ決戦へ「2試合目で成功する希望を、みんなが感じている」、指揮官指名のキーマンは…。決勝アル・ヒラルと1-1ドローでホームへ

浦和のスコルジャ監督。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)

サウジアラビアに集結した700人のサポーターに感謝、「本当に素晴らしかった」。

[ACL決勝 第1戦] アル・ヒラル 1–1 浦和 / 2023年4月29日20:30(日本時間30日2:30)/キング・ファハド国際スタジアム

  AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝・第1戦、東地区代表の浦和レッズ(日本 / J1リーグ)が先制されながらも興梠慎三のゴールで、前回王者である西地区代表のアル・ヒラル(サウジアラビア1部)と1-1で引き分けた。浦和のホームゲームとなる第2戦は5月6日に埼玉スタジアムで開催される。

 浦和のマチェイ・スコルジャ監督は試合後の記者会見で、今回の内容をしっかり分析して第2戦に改めて挑むと強調した。『AFC』、『浦和レッズ』の公式サイトに一問一答が掲載されている。

「非常にタフな試合でした。思ったようなプランを実行できず早い時間に失点しましたが、その後は落ち着いて、ショートカウンターからチャンスも作れました。後半はよりハイプレスを増やし相手のミスを誘おうして、運良く相手のボールがポストに当たり、(興梠)慎三が重要なゴールを決めてくれました」

 そしてミスもあったなか「結果=ドロー、アウェーゴール」を手に入れたことで、指揮官はその反省点を生かせることをプラスに捉えている。

「レッズの選手たちは、本当にいい仕事をしました。いい経験になり一度対戦したことで、2試合目で成功するという希望も、みんなが感じています。そしてファン・サポーターの皆さんがこのような遠いところまで来て一緒に闘ってくれたことに感謝しています。本当に素晴らしかったです」

 スコルジャ監督はそのようにサウジアラビアに集結した約700人のサポーターに感謝。一方で、「これからデータを分析します。アル・ヒラルは非常にクオリティの高いチーム。トロフィを目指して、私たちもベストを尽くします」と、早くも第2戦に向けた戦闘モードに切り替えていた。

「立ち上がり20分間は、浦和レッズらしくありませんでした。狙っていたプレーができずかなり深く押し込まれ、ロングボールも多くなりボールを長くキープできませんでした。今日の試合では(岩尾)憲がボールキープした時にチャンスメイクできていたので、ホームの2戦目では、そのような場面を増やしたいです」

 そのように浦和のリンクマン、岩尾を第2戦のキーマンの一人に挙げていた。

【◎有料note】ACL決勝 浦和レッズvsアル・ヒラルを100倍楽しむ徹底大展望! 轡田哲朗&塚越始対談。興梠慎三のいい感じ、新ホットライン…。Jリーグの「配慮不足」にも言及

 アウェーゴールルールが適用されるため、浦和はスコアレスドローでも優勝できる。つまりアル・ヒラルは「最低1ゴール」が必要な状況で迎える。

Ads

Ads